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クオリティー・ハウス(不動産)

2003年8月10日(日) 01時18分(タイ時間)
Quality Houses Public Co., Ltd.
Ms. Suwanna Buddhaprasart (Senior Executive Vice President)

絶好調の一戸建て住宅
——御社の開発物件をお聞かせください。
 主力は一戸建て住宅で、バンコク都心から15キロメートル以遠で開発を進めています。ほか、Q.Houseブランドのオフィスビル、サービス・アパートメントのCentre Point
を開発運営、完売済みの物件では過去に、コンドミニアム3プロジェクトがありました。

——一戸建ての売り上げが好調のようですが?
 昨年は400戸を販売しました。今年はおよそ10件のプロジェクトを進めています。都心から15キロメートル付近は高級住宅で1,500万バーツ以上、高い物件で4,000万バーツ以上です。人気の中級住宅はさらに遠くなりますが、320平方メートル前後で300万〜400万バーツが相場です。市場シェアは10〜15%で、姉妹会社の住宅最大手ランド・アンド・ハウス(LH)の40〜50%には及びませんが、開発物件はLHより高級化の傾向です。

——サービス・アパートメントは?
 7月末、新しいCentre Pointがウィタユ(ワイヤレス)通りにソフトオープンしました。13年前にオープンしたニュー・ペッブリ通りを筆頭に、スクムビット通りソイ10、シーロム通り(チャルンクルン通り)、ソイ・ランスワンと5館目です。ウィタユ通りのCentre Pointの開発は、当社ではなくLHですが。

——サービス・アパートメント市場は?
 バンコク都内で6,200戸、来年までにさらに2,300戸増える見込みです。入居率は平均80%、景気がこのまま右肩上がりであれば、来年末でも80%を維持するでしょう。

——サービス・アパートメントの定義は?
 旅行者を対象としたホテルとは違い、土地に住む人のための住宅です。ホテルによっては完備されていない会議室やインターネットサービスなどのビジネスセンター、プール、サウナは、サービス・アパートメントにとって不可欠です。さらにレストラン、食品や消費財をそろえたミニマート。室内では、キッチン、パントリー、洗濯機などが必要になってきます。

安定した入居率
——経営・管理面でのホテルとの比較では?
 経営面での大きな違いは、サービス・アパートメントにはF&B (Food & Beverage)部門がないことでしょうか。旅行者を対象としていないため、情勢にあまり左右されません。1997年に発生した経済危機の最中でさえ入居率70%、ホテル業界がダメージを受けた今年の新型肺炎(SARS)騒ぎは、ほぼ無傷。イラク戦争では多少影響を受けましたが、それでも4〜5月で78%、7月には87%まで回復しました。Centre Pointの平均は90%です。管理面では、セキュリティの質に圧倒的な差がでます。ホテルは人の出入りを制限しにくいビジネスですが、サービス・アパートメントの場合は、入居者とその訪問者以
外はシャットアウトが原則です。個人的には、ホテルより経営しやすいと思います。

——賃貸料の相場は?
 ロケーションによってかなりの差がでます。安いところでは1平方メートル当たり500バーツ、ウィタユ通りのCentre Pointのような、恵まれた立地条件であれば、同1,200バーツ以上となります。

日本人入居者40%
——Centre Pointの特徴は?
 第一にセキュリティです。室内のテレビがロビーの防犯カメラと接続されている、エレベーターはファシリティー階と入居階以外は降りられないなど、防犯管理は厳密です。第二に、開発からマネジメントまで当社が一貫している強みが、スタッフの教育の徹底さに現れています。第三に、最近のニーズに応えて、インターネットの無料アクセスを開始しました。ほか、ロケーションの良さも自負しています。既存のCentre Point全て、ビジネス・生活環境が整っています。ちなみに国籍別入居者は日本が筆頭の40%、欧州が20%、米国が15〜20%です。

——今後について
 シーロム界隈のサラデン通りに来年2月、新たなCentre Pointがオープンします。3月にはスクムビット通りソイ10のCentre Pointの拡張部分が完工、4月に「Garden Wing Resort」としてオープン、リゾート色を加えた新感覚のサービス・アパートメントとなります。3年以内に、さらに1〜2館の新築を計画しています。しかし、当社の売り上げに占めるCentre Pointの割合は12%。主力は今後もやはり一戸建て住宅です。オフィスビルは供給過剰との判断です。Q.Houseの新築は現在のところ予定はありません。
——ありがとうございました。

Quality Houses (タイ証券取引所銘柄コード:QH)
アサワポーキン(馬)家、シンガポール政府投資公社(GIC)などが出資。ランド・アンド・
ハウス(LH)やデベロッパーのアジアン・プロパティー(AP)と同グループ。アサワポーキン家3代目のアナン・アサワポーキン氏(LH会長兼社長)は昨年、株長者番付、最優秀経営賞、ビジネスパーソン・オブ・ザ・イヤーなどビジネス界で話題をさらった。

QH昨年業績
売上高38億6,000万バーツ、最終利益6億300万バーツ
LH昨年業績
売上高160億8,000万バーツ、最終利益38億2,000万バーツ
AP昨年業績
売上高27億バーツ、最終利益6億8,800万バーツ

Quality Houses Public Co., Ltd.
21st Flr., Q.House Asoke Bldg., 66 Sukhumvit 21, North Klongtoey, Wattana, Bangkok 10110
電話:0-2664-3399, 0-2230-8000
ファクス:0-2664-3396
ウェブサイト:www.qh.co.th

Centre Point (Head Office)
1522/2 Soi 50, Charoenkrung Road, Bangrak, Bangkok 10500
電話:0-2266-0521-49
ファクス:0-2266-0520
ウェブサイト:www.centrepoint.com
《newsclip》