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304工業団地

2004年6月9日(水) 23時35分(タイ時間)
304 Industrial Park Co., Ltd.
Mr. Lertsin Punjathrapsin (Chief Executive Officer)


バンコクから1時間半の第3ゾーン
——ブラジンブリ県を選んだ理由は?
 当団地は1994年6月設立。コメ輸出、紙・パルプ、流通、不動産、発電、保険などを手がける大手財閥、スンフアセン(順和成)グループ傘下です。ブラジンブリ県を選んだ理由は、全58県ある投資委員会(BOI)第3ゾーンのうち、同県がバンコクに最も近いことです。カオヤイ国立自然公園に隣接する高地なので、地盤が強固で洪水がないという自然的条件も、工業団地建設に適していると判断しました。

——名称の由来は?
 304はご存知のとおり当団地へのアクセスとなる304号線から取っています。工業団地(Industrial Park)に関しては、工業団地公社(IEAT)との合弁ではなく独自に運営しているため、名称がIndustrial ParkもしくはIndustrial Zoneになるわけですが、環境保護を重視した団地作りとして、Parkと名付けました。

——アクセスについて
 都内から国道7号線(モーターウェー)などでチャチュンサオに向かい、国道304号線を通って140キロメートル、所要時間は平均1時間半です。建設中の新バンコク国際空港(スワンナプーム空港)へはわずか1時間。BOI第3ゾーンで最も空港に近い工業団地でもあります。タイは中部から東部にかけて工業団地が集中します。当団地は、中部と東部の中間地点という恵まれた場所に位置しています。

法人税8年間の免税
——地盤の強度について
 バンコクでパイリングを行う場合、わずか3回で杭1本を打ち込めるといいます。当団地では1回で10〜15センチしか打てません。例えば1平方メートル当たり5トンの重さなら、パイリングは不要です。地盤が弱い場合、パイリングを行っても地盤沈下の可能性は残ります。モーターなどは少しの偏りで軸が狂ってしまいます。地盤沈下による床のへこみで、機械を正常に使えなくなるという事故が起こりうるわけです。

——労働力は?
 法定最低賃金がバンコクの1日170バーツ、東部チョンブリ県の同155バーツなどに対し、136バーツと割安です。タイは労働力の多くを東北地方の人々に頼っていますが、ブラジンブリ県はバンコク首都圏から東北地方へのゲートウェーでもあり、労働力確保は他県の工業団地より容易といえます。

——BOIの具体的な恩典は?
 第3ゾーンの場合、大きな特典が3つあります。まず法人税の8年間免除、その後5年間の半額免除です。次に機械輸入の際の関税免除、これは設立当初の2年〜2年半が対象です。そして輸出製品の原材料輸入関税5年間免除です。国内販売製品に対しても、75%の免税となります。

年内に第2の304工業団地
——進出企業を産業別にみると?
 やはり自動車関連が大きな割合を占めます。入居企業の48%が自動車関連で、衣料16%、スンフアセン・グループ系の製紙大手アドバンス・アグロ(AA)と日系の王子製紙の製紙15%が続きます。ちなみに日系企業は企業数で全約40社中70%、投資額では約100億バーツ中90%に達しています。

——小規模賃貸工場を開始したとのことですが?
 投資のリスクを考慮した、賃貸工場による操業開始が注目されています。当団地でも、1,000、2,000、3,000の各平方メートルで、賃貸工場のサービスを開始しました。進出企業のニーズに合わせ、契約を交わしてから工場を建設します。賃貸料は1カ月1平方メートル当たり120B。他県と比較して割安ではないでしょうか。

——ブラジンブリ県の今後について
 新空港に近いほか、政府がベッドタウンを計画中のナコンナヨク県バンナー郡のすぐ近くでもあります。将来的には、同郡からの通勤が可能となります。今後さらに注目される地域であると、期待しています。

——事業拡張の予定は?
 当団地の敷地は現在7,500ライ(12平方キロ)で、うち未入居面積が2,000ライ(3.2平方キロ)です。さらに2,000ライを未開発地区として残しています。敷地内には、進出企業の社長クラスが宿泊する4つ星ホテルがあり、近いうちに5つ星に格上げします。さらに、5億バーツを投じて隣県チャチュンサオ県に第2の304工業団地を建設。販売面積は当初2,000ライで、すでに何社かと契約済みです。年内には事業を開始します。

——昨年度の業績は?
 2003年4月〜2004年3月で約360ライ(0.58平方キロ)の販売を達成しました。
——ありがとうございました

電力量:自家発電で常備能力300メガワット、予備能力106メガワット、ほかタイ発電公社(EGAT)からの供給
貯水量:貯水能力3,600万立方メートル、浄水能力8万立方メートル/日、廃水処理能力6万立方メートル/日
施設:ゴルフ練習場、スポーツクラブ、ホテル、4つ星クラスホテルTawaRawadee Hotel、トップマネジメントクラス用、マネジャークラス用・従業員クラス用の各住宅・アパート、消防署など
各種サービス:BOI恩典認可申請、事業申請、労働許可証取得、人材採用など各種代行。動作チェック、シャフト調整など作動に関する機械メンテナンスのサービスなど
進出日系企業:アイシン精機、王子製紙、ダイセル化学工業、日立グローバルストレージテクノロジーズ、八千代工業など(50音順)

304工業団地
住所:106 Moo 7, Tha Toom District, Srimahaphote, Prachinburi 25410
電話:0-3720-8419 ファクス:0-3720-8884
バンコク事務所
住所:122 North Sahotrn Road, Bangkok 10500
電話:0-2267-7114-8 ファクス:0-2267-7132
日本人顧問:所澤(しょざわ)理郎(0-1818-5630)
ウェブサイト:www.304industrialpark.com
《newsclip》