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KANSEI (金型部品販売)

2005年11月10日(木) 10時06分(タイ時間)
川内英二 氏 (President)

金型部品全てに精通したエキスパートを目指す

あらゆる型部品を取り扱い

――御社設立について
 弊社は1995年8月設立で、当初は機械部品の輸出、治工具販売を手掛けていました。97年に発生した経済危機の際、営業強化で日系メーカーにいろいろなお話をお伺いしていたところ、金型関連で苦労されていることを知り、金型部品の販売に乗り出しました。2004年5月の日本企業との合弁による金型工場操業などを経て、現在に至っております。スタッフは、設立当初の4名から45名にまで増えました。また、金型工場は35名です。

――取り扱い製品は?

 金型部品メーカー最大手、パンチ工業のタイ総代理店として同社製品を取り扱っているほか、特注品の受注、エアロラップ(金型鏡面磨き加工)マシンや各種治工具の販売、鋳(い)物の輸出などを手掛けております。金型工場はバンコク北隣のパトゥムタニ県ランシットにあり、冷間鍛(たん)造金型を製造しております。

――御社特徴について

 金型部品の規格品および特注品、冷間鍛(たん)造金型、エアロラップに至るまで、全ての金型部品への精通が弊社の強みです。金型部品に関する問題や悩みをお聞きし、製品に関する情報をご提供しながら、より良い使用方法をご提案するなど、お客様と密な関係を築く努力を続けております。スタッフに対しても、ただ単にカタログをお見せするだけでなく、自らが幅広い知識を得てお客様に適切な商品をご紹介できるよう、指示しております。

――顧客について

 自動車関連、家電関連、半導体関連を中心に280社で、8割が日系のお客様です。製品の売り上げでは、金型部品が6割、冷間鍛造金型が3割、その他が1割で、金型部品はプレス6割、プラスチック4割といったところです。


メンテナンス専門工場の立ち上げ

――タイの金型市場は?

 弊社が金型部品市場に参入した10年前と比較すると、今では地場金型メーカーは汎用タイプであれば、そこそこの製品を作っています。しかし、タイ国内で日本人のお客様が望む品質となると、やはり日系企業の技術が求められます。タイの金型市場は、いわば生まれたばかりです。これから本格的な 発展を見せるでしょう。

――今後の動向について

 日本からタイへ、ほとんど全ての自動車メーカー、家電メーカーが進出、それに伴う裾野産業の第1次サポートメーカーも出揃ったようです。今後は第2次サポートメーカーの進出が予想され、金型メーカーがこの中に含まれます。そのような企業から弊社に対して、進出に関する問い合わせがよくあります。しかし前述のように、地場メーカーも力を付けてきていますから、ただ金型を作るだけでは競争に勝ち残るのは難しいと思われます。超精密、超小型、超大型など、さらなる高品質が日系企業には求められていくでしょう。


――事業拡張などの計画は?

 2つほどプロジェクトを計画しております。そのうち公表できるプロジェクトの一つが、来年早々に稼動を予定している、金型メンテナンス専門の工場です。日本から取り寄せた金型を巡ってトラブルが発生した際、現状ではその金型を日本に送って修理するという手段しかなく、生産ラインに支障が出てしまうことが多々あります。弊社ではそのような金型を幅広く引き受け、現地で的確かつ迅速に修理することを目指します。弊社はすでに、部品を日本から航空貨物で毎日取り寄せ、空港からお客様の手元に直接お届けできる体制を構築しておりますが、金型部品をカタログだけで販売する時代はもう終わったと思っております。メンテ工場を立ち上げることによって今後さらに、お客様の多様なニーズに対応し、生産体制を側面からフォローすべくがんばります。


――ありがとうございました

KANSEI (金型部品販売)
住所:3300/114-115 22nd Flr., Elephant Tower (B) Phaholyothin Rd., Chomphon, Chatuchak, Bangkok 10900

電話:0-2937-3381-4
ファクス:0-2937-3385-6
Eメール:kanseijp@kansei.co.th
《newsclip》