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サイアム・チャトゥチャク社長 チラパット・シリチット氏(30)

2005年11月25日(金) 10時00分(タイ時間)
小中高一貫教育のマーテル・デイ校を卒業後、アサンプション大学に入学したが、一学期だけで辞めてしまい、その後すぐアメリカに留学した。最初はホームシックで泣いてばかりいた。だがマーテル・デイで基本的な英語力は身についていたので言葉の不自由はなく、やがてホームシックも克服した。
留学前の私は日本のファンシーグッズが大好きで、父を代表にして日本のメーカーと代理店契約を結んだ。サイアム・スクエアにオープンした「ミスター・フレンドリー」という名の私の店は現在も営業を続けているが、メーカー側がファンシーグッズからスナック菓子の製造に転向してしまったため、今はあまり多くの商品は扱っていない。
父は1969年から住宅開発を手がけていたが、途中から商業ビルの開発に転向し、現在はマーブンクロン・センター向かいのファッションビル「ボナンザモール」を経営している。ボナンザには350以上のテナントが入っている。私はアメリカ留学から帰国してしばらく、父のもとでボナンザの事業開発を担当した。
現在担当しているのは、一族経営の会社サイアム・チャトゥチャク(資本金6億バーツ)が立ち上げたプロジェクト「ユニオン・モール」。都内ラプラオ区にある3万6800平方メートルの土地に8階建てのショッピング・コンプレックスを建設している。床面積15万平方メートルで1200のテナントが入る。既に9割が契約済みだ。投資総額は27億バーツで、うち14.4億バーツはクルンタイ銀行(KTB)から借り入れた。2006年の中国正月にグランドオープンする予定だ。
ラプラオはバンコク都内でも特に人口が密集しており、高架電車や地下鉄の開通もあって今後の発展が期待できる地域だ。ユニオン・モールは平日で5万人、週末は7万人の集客を見込んでいる。
私のファンシーショップ「ミスター・フレンドリー」をオープンさせた頃、メーカーとの交渉のため1カ月ほど日本に滞在したことがある。清潔で、独特の文化を持つ先進国という印象を受けた。日本人は規則を重んじ、時間に正確、仕事に対してプロ意識を持っている。ぜひタイ人も見習ってほしいところだ。そして私は大の和食好き。2人の妹のうち、下の妹も和食が好きで、2人で週に2回は日本料理店に足を運んでいる。

サイアム・チャトゥチャク社長 チラパット・シリチット氏(30)
Ms. Jirapat Sirijit
Managing Director of Siam Jatujak Co.,Ltd. (Union Mall)
《newsclip》