RSS

パウィーナワン・スワンナケート医師

2005年11月25日(金) 10時00分(タイ時間)
バンコク出身。実業家の父とキャリアウーマンの母、タイ字経済紙「クルンテープ・トゥラキット」記者の弟の4人家族。シーナカリンウィロート大学付属中学・高校を経て、マヒドン大学医学部を卒業。1999年に東部チョンブリ県立病院で顎口腔外科を修める。趣味は読書とダイビングなどスポーツ全般。

—活発な子供時代
  勉強そっちのけで運動会など学校行事には積極的に参加する子供でした。高校までは運動会のチームリーダーや生徒会副会長を務めたこともありました。大学に入ると学業の手抜きが難しくなりましたが、それでも学部のイベント実行委員などは卒業まで続けました。

—歯科医になってから
卒業後はしばらく国立の病院で働きました。でも公務員生活は医者でも不自由を強いられるので、長くは続けられませんでした。近隣県の病院に配属されたときは職員の寮がなかったので、はるばるバンコクの自宅から毎日通いました。治療や勤務中に感じる窮屈さは言うまでもありません。私立の病院に移る際、当初からパヤタイ・シラチャー総合病院を希望していました。顎口腔外科(Oral and Maxillofacial Surgery)を学んだのがチョンブリ県立病院で、お世話になった教授や医師たちが同じ県内にいるという安心感があったからです。

—顎口腔外科とは
  一般的に歯科では、虫歯や歯石除去など歯の治療を担当しますが、顎口腔外科になると、もっと広範囲にわたる治療や手術が可能になります。例えば事故などによる顔と顎周辺の怪我や疾患治療は顎口腔外科の担当です。顎は顎関節や唾液腺など食物を効果的に摂取するための、つまり生命維持に重要な役割を担う器官が集まっています。もしも適切な治療が施されなければ、患者は一生顎を使って咀嚼(そしゃく)できなくなるのです。

  パヤタイ・シラチャー総合病院歯科・顎口腔外科は毎朝9時から20時まで受け付けており、常勤・時間契約合わせて9人の医師が勤務しています。治療には万全を期して、糖尿病や心臓疾患、高血圧などの症状を抱えている患者には各疾患の専門医と協力しあって治療を進めます。通常の歯科治療の患者も合わせると一日平均約30人の患者が訪れます。

—歯科医になって感じたこと
  東北部コンケン県の病院が最初の勤務地だったのですが、歯の健康に注意を払わない人が多いことに驚きました。患者は症状がかなり悪化してから治療に来るので、時間も費用も余計にかかることになります。もっと早くに治療を始めていれば、と思いますよ。

—日本について
  大学時代に、日本歯科大学と東京医科大学での研修で一週間だけ訪れたことがあります。日本人は仲間意識が強いですね。勤勉さと愛国心の強さが国の発展を導いたのだと感じました。

—ありがとうございました

パウィーナワン・スワンナケート医師(35)
《newsclip》