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最近の賃貸工場事情

2006年2月16日(木) 13時08分(タイ時間)
 賃貸工場のメリットは、景気のよい時期・国に素早く、低リスクで工場進出ができるところです。需要が伸びている中、即操業できることで、計画通りにすぐ利益を上げられる訳です。また、賃貸工場をステップに少しの投資で回収も早く、次の事業に積極的に展開できるビジネスチャンスを創れます。自前工場を持つ場合はそう簡単ではないでしょう。

 タイは好景気に加え、政治・経済・治安の安定、整備されたインフラ、技術力などが他国より魅力的な場所です。最近ではこのようなタイの環境感が定着し、初めて海外進出を検討するフィジビリティ・スタディにおいて、手軽な賃貸工場に対する問い合わせが増加しています。また、この流れから大小、他業種、さまざまな製造業がタイへ進出検討のため訪れ、今までの標準賃貸工場ではない新たな賃貸工場へのご要望に応えることを求められております。

 標準賃貸工場とは、賃貸工場プロバイダーが選定した工業団地の土地に、土地の大きさにあった工場を床耐荷重1−3トン/?で用意したものです。工場デザインはプロバイダーそれぞれ違いますが、基本的に平屋建てで1階は玄関、従業員用トイレ、工場エリアになり、2階として玄関上のみに事務室トイレ付きが設けてあります。また、これはスタンドアローンタイプ(土地付き一戸建て)、テラスタイプ(外側共有スペース長屋式)で用意されています。

 以前は、このような出来合いの標準賃貸工場に仕様が合わない場合、賃貸をあきらめざる得ない状況がありました。しかしながら、すでに進出されたメーカーから海外進出を迫られる状況にある企業は、それに対応するケースとして、標準賃貸工場用にご用意した土地を更地の状態から押え、お客様の要求仕様を盛り込み建設するという件数が増加し、賃貸工場として準標準的になってきております。例えば、床耐荷重の強化、クレーンの基礎など建物建築と同時進行できるものです。

 現在では ご指定の場所が 賃貸工場としてメリットがある場所と判断できれば、その土地を購入し、ご要求仕様の賃貸工場を用意する(特注賃貸工場)ケースもあります。ただし、あまり要求の仕様が特有の場合は 次の借り手も限られてしまうため 長期賃貸を考えていただく必要があります。

 また、上記のケースとはまったく違う賃貸形態の“工場建物のセール&リースバック”も最近始められています。先にも書きましたようにタイは好景気の中にあり、自前工場はすでに負債を解消したものの、機械設備は古くなり効率が悪いので新調したいという状態に置かれている企業が多くあります。また、自動車産業などへの新事業に展開して行くタイミングをうかがっている企業もあるようです。こんな時に、“セール&リースバック”を行います。つまり、固定資産にある工場を継続して使用するという確約を基に売却し、その後、売却先から賃貸として借り、賃貸料を運営費として賄うものです。このように自前工場売却することにより、入手した一時資金を経営戦略に利用し、新たな利益の拡大に役に立てる考え方ができます。

 以上は工場にかぎらず、Just in Timeを強いられる運送業やサプライヤーにとって賃貸倉庫として利用される需要も伸びており、タイの好景気を裏づけて下ります。その景気の中で賃貸倉庫専用の団地はパーツ・センター、ディストリビューション・センター、保管倉庫、保税倉庫などとして利用が大きく期待されるものです。






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