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スチョン・ワタナポンワーニット財務省たばこ公社総裁

2006年3月20日(月) 21時24分(タイ時間)
—たばこの広告・陳列禁止の売り上げへの影響
 陳列販売が禁止された昨年10月から今年1月までの売り上げは約136億バーツで、前年同期比8.7%の減少でした。昨年度(2004年10月〜2005年9月)の総売上高は前年度比2.5%減の440億バーツ、純利益は61億バーツ。今年度の目標は売上高500億バーツ、純利益61億バーツです。純利益のうち92%を財務省に上納します。

 今後さらにたばこが値上げされるのではないかとよく聞かれますが、現在のところ値上げの予定はありません。法律で定められているたばこ税の上限(80%)をほとんどすべて課税しており、まずは法律を改正する必要があるからです。

—北部新工場建設プロジェクトについて
 この計画は2004年10月に閣議決定されたもので、北部チェンマイ県サンサーイ郡にある国有地に新工場を建設します。タイと中国の共同プロジェクトで、170億バーツ規模のバーター取引です。設計・施工は中国雲南国際経済技術(CYC)が担当。中国は世界で最も喫煙人口が多く、200以上ものたばこ工場を国内に持つたばこのスペシャリストです。そこで、新工場建設にあたり中国政府に協力を依頼、CYCとの交渉がまとまりました。正式調印は今年半ばになります。

—設備は中国、ヨーロッパから
 たばこ製造の設備は当初ヨーロッパから輸入する予定で、170億バーツの予算を組んでいました。ところがバーター取引の中で、CYCが製造前工程の設備を中国から買うよう求めてきたのです。そこで、巻き上げ包装とフィルター製造の設備のみ、ヨーロッパから輸入することになりました。おかげで投資額は160億バーツを超えずに済みそうです。バーター取引なので、工事が遅れてもこちらは経費を上乗せする必要がありません。

広告・販売規制で9%減収、値上げは当面なし
《newsclip》