RSS

セグウェイ(タイランド) ピシット・クナーナンタクン社長

2006年3月26日(日) 13時59分(タイ時間)
 セグウェイ(Segwey Human Transporter)はアメリカのセグウェイ社が10年の歳月をかけ開発した1人乗り短距離移動用電動スクーターだ。マイクロプロセッサーやジャイロスコープなどハイテク機器を搭載しており、走行、スピード調整は搭乗している人間の体重(重心)移動を感知してモーターが自動制御する。ハンドルはあるがブレーキやギアなど雑多なボタンやレバーがないので操作は簡単だ。カーブや転回は、ハンドルを方向転換したい方向に回すだけなので非常に小回りがきく。スピードは時速20キロまで。時速10キロ以下、15キロ以下、20キロ以下の三段階に設定できる。

 タイではこれまで、ゴルフ場や工場内などでの使用目的で企業が輸入することはあったが、代理店契約を結んだのはセグウェイ(タイランド)が初めてだ。

 セグウェイ(タイランド)はセグウェイの国内初かつ唯一の代理店として2005年末に設立された。筆頭株主はクナーナンタクン一族。父のナンタチャイは東部サムットプラカン県の元議員で、電気自動車輸入代理店であるグローバル・エレクトリック・モータース・アジア(GEM Asia Co.,Ltd.)などの社長を務めた。アジア圏にはほかに韓国やシンガポール、香港に代理店がある。香港の代理店は俳優ジャッキー・チェンが経営している会社だ。全世界での販売台数は2004年度で2万7000台、2005年度は5万8000台と倍増した。

 セグウェイ(タイランド)では、以下の最新4モデルの輸入販売を開始した。

 「i180」−−初代モデルをマイナーチェンジしたベーシックモデル。悪路にも対応、多目的に使用できる。本体重量37キロ(最大搭載重量118キロ)。 

 「Cross-Terrain Transporter XT」−−オフロード仕様の大型タイヤを搭載し、さらに快適な走行を実現。本体重量45キロ(最大搭載重量118キロ)。

 「Golf-Transporter GT」−−ゴルフ場のカートタイプ対応モデルで、ゴルフ用ラゲッジバッグを搭載。芝生を傷めない。本体重量43キロ(最大搭載重量118キロ)。 
 「P133」−−iシリーズの小型モデル。より軽量になり持ち出しが楽に。平坦な道のみに対応。時速は16キロまで。本体重量32キロ(最大搭載重量96キロ)。

 セグウェイの動力はニッケル水素バッテリとリチウムイオン・バッテリの2種。モデルによって10ー39キロの走行が可能。自宅で充電ができる。1回の充電時間は6−8時間で電気代も約3バーツと経済的だ。

 国内販売価格は30万−40万バーツ。エンポリアム、サイアム・パラゴン、セントラルデパートで販売するほか、各地で体験試乗のできる展示会を行う予定。今年7月までのプロモーション期間中は現金での購入者には1万バーツのディスカウントがある。

 今年はチェンマイやパタヤ、プーケットなどの観光地でディーラー契約を20件結ぶ目標を立てている。広告費予算は1500万バーツ。販売台数目標は500台(約1億5000万バーツ)。2007年は販売台数1000台(約3億バーツ)を目指す。

 購入者には運転とメンテナンスの講習がある。セグウェイは簡単な操作と高い安全性、経済的と三拍子揃った、まさに次世代型電動スクーターだ。

ピシット社長
《newsclip》