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オラワン・クンクリアン医師

2006年3月31日(金) 22時56分(タイ時間)
1967年、東北部マハーサラカム県に生まれる。中学までを同県で、高校から大学まではコンケン県で学ぶ。コンケン大学歯科学部卒業。


——国立病院から私立病院へ

 大学卒業後は、大学に残って講師を務めていました。その後、国立のウドンタニ中央病院へ。そこで出会ったのが今の夫となる形成外科医で、結婚を機に公務員生活をやめ、夫が勤めているサミティヴェート・シーラチャー病院に移りました。国立病院では、ほかではできない経験を積むことができました。


——歯科の魅力

 そもそもどうして医者になりたかったのか、自分でもわからないまま医者を目指していました。家族にも親戚にも医者はおらず、私自身も遊び優先で勉強には不真面目な子供でしたが、将来の夢はいつも医者でした。自分でも不思議です。

 歯科を選んだのは、歯科医の仕事は芸術家に通じるものがあると感じたからです。トラブルを抱えた口腔内を、いかに健康的に美しく仕上げるか、技術だけでなく芸術性が問われる魅力的な仕事だと自負しています。また、歯科医は患者の生命を100%預かる必要がありません。外科手術などは患者の命を預かる重い責任があり、自分自身の人生を犠牲にして臨む覚悟が必要です。私は歯科医が性に合っているようです。自分自身も楽しんで、治療を受けた患者がそれによって自分に自信を取り戻せれば、歯科医冥利に尽きるというものです。


——サミティヴェート・シ−ラチャー病院歯科センターについて

 センターには常勤・非常勤あわせて13人の歯科医がおり、歯列矯正、充填など歯の治療からインプラントまで行っています。レーザーは最新型を導入しているので、ホワイトニングなら一度の施術で終わります。また口腔内手術もレーザーを使うので、出血の不快感や縫合の必要がほとんどありません。

 センター内での私の担当は義歯と充填、歯冠修復、被覆(歯を素材で覆う方法)などの審美です。充填やブリッジに金属を使いたがらない患者にはセラミックなど、患者の希望に沿った素材を使用しています。歯ぎしりなどで歯がひどく磨耗している患者は、いびつな歯を隠そうと笑顔や会話に消極的になりがちです。

 損傷の激しい歯には被覆が適しています。覆う素材は色も質感も歯に近いものを使います。充填よりも持ちが良いのが特徴です。入れ歯にはナイロン素材を薦めています。歯や歯茎と同じ色が出る上、耐性があり重量感がないので患者の負担も少なくてすみます。歯が原因で自分に自信をなくしていた患者に、再び自信を取り戻させるのが私の仕事です。


——日本人について

 日本は、一度は訪れてみたい国です。桜や富士山、伝統文化など、魅力的なものがたくさんありますから。日本人は、責任感が強いと実感しています。治療に訪れる患者も、予約した時間をきちんと守ってくれますよ。

 当院には日本語通訳がいるので、近くに住む日本人の患者も少なくありません。インプラント6本、被覆8本以上という長期治療を続けた日本人の患者を担当したことがあります。最後には自分の歯に満足して帰ってもらえました。また、小児歯科は専用の治療室があるので、子供の患者も怖がることなく通えます。


——ありがとうございました。

診療時間 月−金:9−20時 土・日:9−19時
《newsclip》