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ナタリン・プーシットポーイカイ医師

2006年4月1日(土) 15時43分(タイ時間)
 1970年バンコク生まれ。名門トリアム・ウドムスクサー校を経て、チュラロンコン大学医学部を首席で卒業。マヒドン大学附属ラーマティボディー病院で眼科医として勤務した後、チュラロンコン大学医学部に戻り角膜手術と視力矯正を学ぶ。現在はプロフェッショナルLASIKセンターのレーザービジョンとBNH病院に時間契約で勤務するほか、ペートパンヤー病院で行われている政府の30バーツ医療プロジェクトに参加。タイ字経済紙「クルンテープ・トゥラキット」に医療関連コラムを執筆している。


—父親が相談相手

 子供の頃から成績はよく、いつも学内で三位には入っていました。ただ、家のあるパタナカン通りからスリウォン通りの小学校まで通うのが大変でしたね。渋滞の中、チュラロンコン大学まで通勤する父に送ってもらっていました。父が大学で教鞭を執っていたことから、勉強のことはいつも父に相談していました。日本語を習おうと思ったこともあるのですが、父には中国語を勧められてしまいました。中国語が使えるようになれば、漢字から日本語も理解できるようになるから、と。結局どちらも諦めてしまいましたが……。


—病院のあり方に不満

 昔、家族のかかりつけの病院に良くない印象を抱いていたのです。医者は傲慢で、薬局の説明も不十分。そこで、自分で家族の看病ができたらと思うようになり、医学部を志望しました。ただ、都内の大学の医学部に入れなかったら、医者になるのは諦めるつもりでした。家族と離れて地方の大学に通うなんて考えられませんでしたから。


—医療の現場を希望

 チュラロンコン大学医学部卒業後、人の勧めもあり同大薬学部で働きました。医療の現場に立ちたかったのですが上司の許可が下りず、マヒドン大学附属ラーマティボディー病院が医師を募集していたので、そこへ移りました。出身校を捨てて他の大学に移ったため周囲からはいろいろ言われましたけど。また、ラーマティボディー病院を辞めたのは、母が白内障にかかり、付き添いの時間が必要になったからです。現在は時間契約でレーザー・ビジョンとペートパンヤー病院、BNH病院に勤務しています。


—タイ人が白内障に罹りやすい原因

 タイ人の白内障罹患平均年齢は、世界の罹患平均年齢(70才)より20才も早い。強い日差しと粉塵が原因です。外国人は子供の頃からサングラスで目を守っていますから罹りにくいんですね。私が受け持っている新聞のコラムでは、タイ人に目をもっと大切にするよう訴えています。


—日本について

 日本人とは医者と患者という立場でしか関わったことはありませんが、皆さん治療に積極的で、医者を信頼してくれます。ですから欧米人よりも回復が早いですよ。機会があればいつか訪れてみたい国です。

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《newsclip》