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チェンマイ大学

2006年4月21日(金) 20時00分(タイ時間)

ニュースクリップ29号(2004年1月10日号)掲載
Chiang Mai University

 北部唯一の総合大学、チェンマイ大学(Chiang Mai University)は1964年、タイ初の地方大学として、北部の古都チェンマイに設立された。キャンパスは緑深い自然の中にあり、構内にはのんびりした雰囲気が流れるが、学力、序列は国立大で5本の指に入るという実力者だ。環境のよさもあり、近年は北部以外からの入学者も増えている。

 チェンマイ大学はサリット軍事独裁政権下の1960年に設立案がまとまり、64年6月、プミポン国王を迎え開校式が行われた。講義の開始は65年1月。開校当初は人文学部、社会学部、理学部の3学部。現在は医学部、農学部、教育学部、工学部、歯学部などを加え、北部最大の17学部がある。歴史が浅い、地方にあるという不利にも関わらず、学力はチュラロンコン大学、タマサート大学といった首都の名門に次ぐレベルで、特に社会学部の地理学科は全国一といわれる。

 キャンパスは町の中心から約4キロ離れたドイステープ山のふもと。敷地面積3.2平方キロと広大で、構内には緑があふれる。農学部の畑もある。豊かな自然と平和な雰囲気からか、おっとりした学生が多い。多くは北部出身者だが、他の地方から入学するケースも増えている。バンコク出身の同大卒業者によると、やはり環境のよさが魅力のようだ。

 他の名門校と同様、自家用車通学がごく普通に行われている。最近では構内の交通渋滞がひどくなり、大学当局が寄宿舎住まいの学生の自家用車乗り入れを禁止した。


* 教授(社会学部)から一言
「チェンマイ大学の学生は、とても日本のことが好き。ファッション、歌、漫画、テレビドラマ、とにかく日本のことが好き。また日本人のことも好きです。勉強面は、まじめな子もいれば、そんなにまじめに勉強しない子もいます。ただ、きちんと授業に出席している学生は、とてもまじめに勉強します」

* 学生から一言
「チェンマイ大学は、いろいろな活動(クラブ、新入生歓迎)が多いので、とても仲が良いです」「多くの県から学生が集まっているので、いろいろな個性を持った人が多い」「バンコクと違い渋滞がないので大学に騒然とした雰囲気がなく、とても勉強しやすい」

* バンコク生まれのチェンマイ大学卒業生(36)のコメント
——チェンマイ大学を選んだ理由は?
「バンコクを出て、新しいものを発見したかった」
——正解だった?
「そう思う。チェンマイは美しい町で、人はやさしくて友好的」
——教授のレベルは?
「何人かは非常に優秀。私の担当はそこそこ」
——学生の印象は?
「いろいろな地方から集まっているので、文化を知るいい機会になった。安くて快適な寮暮らしだった」
——北部の人の印象は?
「多少怠け者だけど、私よりはまし」

ウェブサイト:www.cmu.ac.th/

タイ初の地方大学
《newsclip》