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カンチャナ・キティサラポン医師

2006年4月28日(金) 20時00分(タイ時間)
 1971年生まれ、東部チョンブリ県出身。中国系の両親を持つ。マヒドン大学ラマティボディー病院医学部卒業。2002年に小児科、04年にアレルギーの専門医となり、今年9月に開館したパヤタイシラチャー総合病院アレルギー・喘息センターの主任を務める。


—中国系の大家族生活

 両親共に中国系で、両親の兄弟達はみな中国語を話しています。私たち兄弟も少しは話せるのですが、読み書きはできません。一族はチョンブリ県内に住んでいて、両親はキャッサバの製粉工場を営んでいました。兄弟は、一番上の兄から末っ子の妹まで全て年子の7人。子供の頃から兄弟仲はとても良く、一番上の兄がリーダーとなっていつも皆で探検ごっこやキャンプなどに出かけていました。それぞれ成長して家を離れても、休日には顔を揃えられるようにしています。


—母親の勧めで医者に

 7人いる兄弟のうち4人が医者です。私が進路を決める頃には兄が一人医者になっていたのですが、母が自分達の老後のことを考えて、私にも医者を勧めました。医学部卒業後はチョンブリ病院へ。その後プミポン病院(空軍病院)で小児科を、ラマ病院でアレルギーを専門に学び、2004年から現在のパヤタイシラチャー総合病院に勤めています。


—専門医になるまで

 チョンブリ病院時代は一般医として手術や出産などあらゆる分野を担当していました。このような状況は国立病院ではよくあることですが、一人の医者が全ての病気の治療に当たるのは適切ではありません。医者にも得意・不得意分野があり、それが治療の結果につながるからです。患者の命を預かる医者として、私は専門医になる必要を感じたのです。


—アレルギー症状とその対応は

 アレルギー症状はほとんどの人に起こる可能性があります。ただ発症の要因となる外的刺激(食物、化学成分、湿気、埃など)があったか、なかったかの違いです。アレルギーは遺伝性で、片親がアレルギーを持っていればその子供は25%、両親が持っていればその子供は80%の確率で受け継ぎます。

症状は発疹のほか、嘔吐、下痢、圧迫感、呼吸の乱れなどがあり、ひどい場合は緊急措置を施さなければ命に関わることがあります。症状が軽い場合も油断は禁物です。直前に食べたもの、触ったもの、状況などをアレルギー専門の医師に伝えてください。今まで平気だった成分が突如要因となることもあるからです。現在まで発症していない人も、いろんな状況における自分の体の変化に注意してください。


—アレルギーの治療法は

 医師はアレルギー反応を起こす物質を追求し、発症しないよう生活面でのアドバイスをします。当院では症状を軽減させる薬も処方しています。完全治癒の研究は人体実験が不可欠となるため、タイでは行われていません。被験者となる患者の命が危険にさらされるからです。

診療時間:土日8時〜20時
電話:038-770-200〜8
内線2129〜30
Eメール:Ead1158@yahoo.com
《newsclip》