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マンダリン・オリエンタル・ダラデヴィ・チェンマイ

2006年5月4日(木) 20時16分(タイ時間)
ニュースクリップ62号(2005年5月25日号)掲載

〈インタビュー〉
Mandarin Oriental Dhara Dhevi, Chiang Mai
General Manager, Mr. Patrick-Denis Finet

 ランナー王朝の古き良き文化・民俗を再現した、タイきっての最高級リゾートホテル、「マンダリン・オリエンタル・ダラデヴィ・チェンマイ」。その総支配人が、フランス・パリ近郊ベルサイユ市生まれのパトリック・ドゥニ・フィネ氏。ダラデヴィ運営の責任者にふさわしく、芸術への造詣が深い。パリで美術史、芸能を学んだあと、高級ホテル業界に仕事の場を求めた。アフリカ、ヨーロッパ、カリブ諸国など、世界中のホテルで経験を積み、キャリアは20年。ここタイ北部チェンマイは氏にとって初のアジア赴任だ。

——大変美しいリゾートホテルですね

 「マンダリン・オリエンタル・ホテル・グループとしては初めての、緑に囲まれたリゾートホテルです。海に面したビーチリゾートとしてのホテルだけが、リゾートホテルではありません。緑、文化、民俗を満喫するリゾートもあるわけです。ダラデヴィは、ランナー芸術・民俗を結集すると同時に、新しいリゾートしての空間を創造する、ユニークな存在です」

——総支配人としてダラデヴィ運営に携わろうと決めたきっかけは?

 「私にとって未知のフィールドであるアジアで仕事をしてみたいと思ったこと、そしてグループとしても初めての試みの、この壮大なプロジェクトにチャレンジしたいと思ったからです」


——ダラデヴィ運営で、最も気を使う点は?

 「グループのネームバリューを有効に活用できるので、マーケティングはスムーズです。逆に質問させていただくとして、“マンダリン・オリエンタル”と聞いてイメージを持たれますか?」

——最高級の施設、サービス、センス……

 「ダラデヴィはまさに、そのような最高級を期待される方々が訪れるリゾートホテルです。運営で最も気を使う点は、いかに期待以上におもてなしするかということです。スタッフ全員のホスピタリティーの技術をさらに磨くことが最も重要です。リゾートホテルというのは特に、例えば“オリエンタル・バンコク”のような都市型ホテルにもまして、きめ細やかなサービスを要求されます。部屋に泊まって街を観光するだけではなく、そのリゾートホテル自体を楽しみ、くつろいだ時間を過ごすのが目的です。お客様がダラデヴィに足を踏み入れる前から、すなわち空港などにお迎えに上がったときから、チェックアウト後にご希望の場所までお見送りするまで、気を抜けません」

——確かにスタッフの質の高さに感心します

 「客室やレストランなど各施設の専門スタッフ、ドライバー、庭師など総勢700人が従事しています。多くが地元チェンマイの人たちです。土地柄、穏やかな性格で、サービス向上に貢献しています。バンコクはじめ、各地からのスタッフの採用も大事ですが、できれば地元の人たちに時間をかけて、サービスの意義を学んでもらいたいと思っています。ここを訪れた人が「また泊まりにきたい」と言ってくださる理由の95パーセントが、スタッフのホスピタリティです。建物の美しさ、部屋の快適さ、食事のおいしさに負けず、我々スタッフの笑顔が印象に残っているのです。お座なりでない心からの笑顔は、この土地を愛し、それをお客様に伝えて理解していただいたときのうれしさからのものです。そのためにも、地元の人たちの採用が大事といえます」

——これから本格的な運営が始まりますが

 質の維持とさらなる向上に努めます。リゾートと同時に、セミナーや会議などビジネスの場所としてぜひ利用してもらいたいと考えています。成功は1人で作るものではありません。どのようなビジネスであっても、成功の裏にはかならずチームスピリットの精神があるものです。スタッフともども、常に忘れないようにしています。日本はすばらしい文化を持つ国です。日本人の方々には、あらゆる文化を学ぶ洗練された感覚と精神があると感じています。日本人の方々に満足していただけるダラデヴィであるよう、心がけています。

——ありがとうございました

住所:51/4 Chiang Mai-Sankampaeng Road, Moo 1, T. Tasala, A. Muang, Chiang Mai 50000
電話: 0-5388-8888
ファクス:0-5388-8999
Eメール:sawitred@mohg.com
ウェブサイト:www.mandarinoriental.com
《newsclip》

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