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官僚トップが辞任・出家、政局混乱に嫌気

2006年6月6日(火) 23時56分(タイ時間)
 官僚トップのバワンサク・ウワンノー内閣秘書官長(51)が6日、辞表を提出した。プミポン国王の在位60周年に合わせ出家し、還俗後は学界に戻るという。政界入りは否定した。

 辞任理由については、「私の考えかたは簡単。指導者の方々が自分のことばかり考えず、国王陛下と国家、国民のことを考えてくれれば、すべてよくなる」と述べた。

 バワンサク氏はチュラロンコン大学法学部を最優等で卒業後、28歳でパリ大学ナンテール校で法学博士号を取得。チュラロンコン大学法学部長、上院議員、首相副秘書官長(チャーチャイ政権)、内閣法制委員、タイ国際航空取締役、ラマ6世研究所事務局長などを歴任し、03年に、いとこのウィサヌ・クルアンガーム氏(副首相)から内閣秘書官長ポストを引き継いだ。97年の新憲法制定でも重要な役割を果たし、官学界で高い評価を受けている。ただ、就任当初から、生真面目な性格が現職に向いていないという評があった。
《newsclip》