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W杯、370万人がギャンブラー?

2006年6月7日(水) 02時31分(タイ時間)
 9日から始まるサッカーのワールドカップ(W杯)ドイツ大会でサッカー賭博に興じるタイ人は約370万人、賭け金総額は140億バーツに達するとの予想を、アサンプション大学(ABAC)が発表した。

 同大が21都県に住む13〜60歳の市民4685人を対象に実施したアンケート調査によると、ワールドカップのテレビ中継を観戦する人は全体の47%で、国民の2人に1人がテレビにかじりつくと予想する。

 また、サッカー賭博をするとみられる国民は約370万人。地域別では東北地方で131万人と最も多くの人が賭けに興ずるとみられるが、全体で140億バーツに達する賭け金のうち、3分の1にあたる45億バーツは首都圏で動くとみられる。また、期間中に1万バーツ以上賭ける人は全体の54%に達すると予測する。

 このほか、賭けの親やギャンブル仲間とトラブルを起こしたことがある人は30%、ワールドカップ中継のために仕事や学校を休んだことのある人は25%、ワールドカップが原因で恋人や家族とけんかをしたことのある人は24%−−などの回答結果を得た。

 一方、タイ商工会議所大学は、ワールドカップの賭け金総額を195億バーツ、1人当たりの賭金平均額は2万バーツと予想。賭けをする人の割合がもっとも多いのは30〜39歳だが、20歳未満でも平均1万バーツをサッカー賭博に費やすとみている。月収5000バーツ以下の人が月収を超える6234バーツをつぎ込むなど、低所得者ほど生活費に比して多くの金を賭ける傾向があることも指摘した。

 飲食、広告・印刷、家電販売、通信などW杯のもたらす経済効果は350億バーツ、対GDP比で0.05〜0.07%の効果があると予測している。
《newsclip》