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イエロー・リボン・ヒルズ・エクゼクティブ・マンション

2006年6月12日(月) 10時52分(タイ時間)
ニュースクリップ22号(2003年9月25日号)掲載

Yellow Ribbon Hills Executive Mansion
Mrs. Yukiko (Vice President)

——バンコクのサービスアパート事情について
 私どもがサービスアパートの走りとなるイエロー・リボン・コート(現BSコート)を開館した20年以上前のバンコクは、宿泊施設といえばホテルでした。サービスアパートは日本の企業がタイに進出、特に日本のバブル期に伴って増えたとみています。今でこそ欧米人もサービスアパートを利用されますが、もともとはホテル宿泊が主でした。その後、日本の景気が悪くなり、タイも経済危機を迎えて伸びが止まりましたが、この1〜2年は再び活気付き、不動産大手がチェーンを展開するなど、サービスやファシリティーのハイテク化が進んでいるようです。

——サービスアパートが必要とするファシリティーは?
 ホテルではなく自宅的な感覚で泊まっていただかなくてはなりません。自宅にあるものは必要なものはすべてでしょう。なおかつ、一般のアパートではないので、レストランあり、ミニショップあり、ジムありとなってきます。サービスアパートによっては、ビジネス環境を整えたところもあります。イエローリボンでは家庭的な雰囲気を保つため、必要最小限の施設にとどめています。

——イエローリボンを開館したきっかけは?
 私のヨーロッパ留学時代の体験がきっかけです。言葉の全く分からないフランスで病気になったとき、言葉少なながらも看病してくれた宿泊先のオーナーが忘れられませんでした。タイに戻ってきて、習慣や言葉で苦労される日本人の方々の役に立ちたいと思い、都内スワンプルー通りに全24室のこじんまりとした家庭的なイエロー・リボン・コートを開館しました。サートーン通りのイエロー・リボン・ヒルズは1992年開館。全100室で、お客様の90%以上が日本人の方々です。

家庭的な雰囲気を

——イエローリボンの特徴は?
 家庭的な雰囲気を大事にしています。仕事は会社でするものです。イエローリボンでは仕事から離れてくつろげるよう、同じ会社の方でも違う階に泊まっていただいています。毎日のあいさつを欠かさないなど、小さなことから意思の疎通が成り立っていくと思います。そのため、開館以来10年以上も泊まっていただいているお客様も多く、より親密な関係を築いています。3年で出られる方は短いかかったな、と思うときがあります。それでも最近は、BTS(高架鉄道)の駅が近くにできてさらに便利になったことから、短期滞在のお客様が増えています。

——イエローリボンの主なサービス・ファシリティーは?
 部屋代は朝食代、水道代、電気代込みが基本です。室内には直通電話回線と、インターネット接続用の回線を敷いています。テレビはNHKが2局受信できるほか、ハウスビデオで日本のテレビ番組を放映しています。ランドリーも開館以来料金据え置きでサービス。ロビー横のレストランでは、お客様の栄養が偏らぬよう気遣った、日替わりメニューを用意しております。

——これまでトラブルがあったことは?
 お客様のほとんどは単身赴任の方々で、ご家族のご主人を預かっているという心構えでサービスさせていただいておりますが、みなさんご自身の管理がしっかりされていて、トラブルが起こった例はありません。夜中に倒れて胆石で入院されたお客様を、病院にお連れしたことが、一番大きな事件だったでしょうか。

今後はそれぞれの色が必要に

——サービスアパートの今後について
 前述のように、最新設備を整えたサービスアパートが続々と開館し、ホテル客室数を上回る勢いです。過当競争が始まり、いずれは淘汰(とうた)されていくでしょう。生き残るためには、それぞれの特色を出していく必要があります。最新設備を整えるのは資金的な投資があればできますが、お客様を満足させるためのサービスのあり方を考え、人材育成に注力するのは、なかなか難しいことといえます。

——イエローリボンの今後は?
 これまで同様、家庭的な雰囲気、くつろぎの場所の提供をコンセプトにサービスを続けていきます。お客様との親密な関係を通り越し、逆に慣れてしまわないよう気を付けることも必要と考えています。新しい生活の地を求めてタイに来られる日本人の方々が増えているようです。中には日本の風習をそのまま持ち込み、タイに慣れない方もいらっしゃいます。イエローリボンに来たときは、そのような方々のより良いタイ滞在に向けての水先案内人となるべく、お手伝いしていきたいと思っております。


住所:
33/3 Soi Prapinij, Sathorn-Tai Rd., Bangkok 10120
電話:
0-2287-0431(19 Lines)
ファクス:
0-2287-0375
Eメール:
sales@yellowribbon.co.th
《newsclip》