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レプトスピラ症に注意

2006年6月16日(金) 12時24分(タイ時間)
 細菌感染の起こりやすい雨期に備え、タイ保健省はレプトスピラ症に対する注意を呼びかけている。

 レプトスピラ症とは、レプトスピラという細菌によって起こり、家畜(ペット含む)から人間まで感染する人畜共通感染症。主にネズミの尿が感染源とされており、保菌動物の尿で汚染された水を媒介して感染するため、保健省は予防法として次の項目を挙げている。

1 靴をはく(サンダルでは予防できない)
2 水溜まりに入らない
3 洪水など水に濡れたら至急清潔な水で洗い乾燥させる
4 生傷には絆創膏(ばんそうこう)などを貼って細菌の侵入を防ぐ
5 食品は必ず加熱する

 細菌は粘膜や傷口から侵入し、感染から約1週間後に高熱・悪寒・頭痛・吐き気・目の充血・筋肉の痛みなどの症状が現れる。早期の治療では完治が望めるが、放置すれば腎不全・肝不全を起こし死に至る場合もある。

 保健省の発表によると、今年に入って300人以上の患者が確認され、7人が死亡した。かつては北部や東北部の成人の農業従事者が罹(かか)りやすい病気と見られていたが、現在では地域や年齢を問わず感染が確認されるようになった。昨年は約3000人が感染、40人が死亡した。
《newsclip》