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タイ副首相が辞意、政府の法的トラブル予測か

2006年6月22日(木) 13時11分(タイ時間)
 タイ屈指の法律実務家であるウィサヌ・クルアンガーム副首相(55)が22日、タクシン首相に辞意を伝えたことを明らかにした。辞任理由については口を閉ざしているが、今月6日に同氏の親せきであるバワンサク・ウワンノー内閣秘書官長(51)が辞任、出家しており、立法・行政・司法のプロセスを熟知した2人の判断は、政府・与党の法的なトラブルを暗示しているようだ。

 ウィサヌ氏は残務処理が終わる今月末に辞任するもよう。政界を引退し、学界に戻るという。愛国党は「個人的なこと。他の閣僚に辞任の動きはない」(シーター党報道官)としている。

 ウィサヌ氏はタマサート大学法学部をトップで卒業、25歳でカリフォルニア州立大学バークレー校(UCLA)で法学博士号を取得した。その後チュラロンコン大学教授などを経て、1991年から内閣副秘書官長、93年から2001年まで内閣秘書官長を務めた。仕えた首相は、チャーチャーイ、アナン、スチンダ、チュアン、バンハーン、チャワリット、タクシンの7人に上る。01年に、タクシン首相の求めに応じ、副首相として入閣。法的問題の処理でらつ腕を振るった。

ウィサヌ副首相
《newsclip》