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マハティール前首相に離党求める=閣僚が異例の批判

2006年6月27日(火) 06時35分(タイ時間)
【マレーシア】マレーシアのマハティール前首相が、政権を引き継いだアブドラ首相を舌鋒鋭く批判していることから、与党連合の中核、統一マレー国民会議(UMNO)に内紛の兆しが見え始めた。こうしたなか、ナズリ首相府相は26日、「これ以上政府批判を続けるならば、前首相は党内に留まるべきでない」と、異例の批判を行い、注目を集めている。

 発端となったのは、マハティール前首相が今月7日、内外記者団に対し、アブドラ首相が前政権から引き継いだ大規模事業を次々と中止したことに強い不満を表明したこと。前首相は「退任を決めたときに、新政権は前政権が計画した大規模事業を継続すると約束した」などと述べ、?新行政首都プトラジャヤの建設遅延?シンガポールとマレーシアを結ぶ代替連絡橋の建設中止?国産車メーカーに不利な自動車政策−などを問題視した。

 これに対し、現職閣僚を含むUMNO指導部の大半はアブドラ首相擁護の姿勢を鮮明にし、マハティール氏に近い一部勢力との摩擦が表面化している。
《newsclip》