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Tクルンタイ・インダストリーズ

2006年7月4日(火) 20時32分(タイ時間)
 1948年5月生まれ。男5人、女3人の8人兄弟の4番目。両親は中国・潮州出身で、結婚後、タイ中部のパトゥムタニ県に移民した。父親の姓は鄭。私も中国語は読めるし、書くほうも多少はできる。

 家は小さな商売をしていた。家計は苦しく、私は小学生のときから学校で菓子を売って学費、食費を稼いだ。初めて靴を買ったのは12歳のときで、それまではずっと裸足だった。ほかの兄弟は小学4年までしかいっていないが、私は勉強ができたので、先生が両親に頼み、おかけで進学できた。

 働きながらタマサート大学経済学部に進学し、卒業後、兄が開いた菓子の卸売り店をしばらく手伝った。73年に、親戚などから資金を集め、Tクルンタイ・インダストリーズを設立、プラスチック部品の製造を始めた。従業員は7−8人。工場の下請けから始め、徐々に仕事が取れるようになった。

 90年に東部サムットプラカン県バンプリに土地を買い、自前の工場を建設した。敷地面積1.4ヘクタールで、顧客のほとんどは日系企業。自動車部品、家電部品を作った。

 次いで東部ブラジンブリ県カビンブリ工業団地に新工場を建て、04年1月から操業を始めた。投資額1.8億バーツ。同工業団地に入居する日系家電メーカーと、5年間、月2000万バーツ規模の部品供給契約を結んだ。バンプリ工場はトヨタ自動車の次期世界戦略車「IMV」用の部品を受注し、設備を増強した。

 同年9月にタイ証券取引所(SET)に上場。05年の年商は9.4億バーツだった。 (インタビュー構成:ニュースクリップ)
《newsclip》