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枢密院議長への講演依頼二転三転、法務官僚走る

2006年7月6日(木) 03時57分(タイ時間)
【タイ】法務省がプレム枢密院議長(元首相、85)への講演依頼をいったん取り下げた後、再度依頼したことが5日、明らかになった。プレム議長とタクシン首相の関係が緊迫している時期なだけに、幹部官僚のあたふたした対応が失笑を誘っている。

 法務省は同省が7月24日に開催するセミナー「国王とタイの司法制度」でプレム議長に講演を依頼、快諾を得た。しかしその後、予算が足りないという理由で依頼を取り下げ、さらに7月5日になって、再度依頼した。議長は2度目の依頼を先約があるとして断っている。

 法務官僚の右往左往は、タクシン首相の問題発言が原因と見られている。首相は6月末、「憲法の外にいるカリスマ的な人物が騒乱を起こそうとしている」と発言、この「人物」がプレム議長を指しているという見方が強まり、物議を醸している。プレム議長はプミポン国王の代理人的立場にある重要人物。
《newsclip》