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シンガポール投資公社、年間投資収益8.2%

2006年7月12日(水) 09時31分(タイ時間)
【シンガポール】シンガポールのリー・クアンユー顧問相(元首相)は11日、シンガポールの外貨準備を運用する政府投資公社(GIC)の創設25周年晩餐会で演説し、今年3月まで過去25年間の投資収益はシンガポールドル建てで年平均8.2%、米ドル建てで同9.5%だったことを明らかにした。インフレを考慮した実質収益は同5.3%だったという。GICが投資運用実績を公表したのは初めて。

 GIC総裁を兼務するリー顧問相は、「1981年の創設時には80億シンガポールドルの資金しかなかったが、現在の運用資金は1000億米ドルを超えるまでになった。これは国民の委託に応えられたことの証明であり、外貨準備の大幅な増加にも貢献した」と指摘した。

 シンガポール政府はこれまで、政府系投資会社の投資収益を公表してこなかった。しかし、国際通貨基金(IMF)が05年4月に透明性向上を求めたことを受け、政府系投資会社テマセク・ホールディングスが投資実績を公表。GICもこれにならった形だ。テマセクは05年3月までの過去31年間に年平均18%の投資収益を上げている。
《newsclip》