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日本・マレーシアFTAが発効

2006年7月13日(木) 11時37分(タイ時間)
【マレーシア】日本とマレーシアの自由貿易協定(FTA)を柱とする経済連携協定が13日、発効した。日本がFTAを結ぶのは、シンガポール、メキシコに次いで3カ国目となる。

 両国は同日午前、麻生太郎外相、二階俊博経済産業相とマレーシアのラフィダ通産相が出席するなか、東京で合同委員会を開催。協定発効に関する文書に署名した。

 両国のFTAは、自動車関税を大型車(2000cc超)で2010年まで、小型車で2015年までに撤廃するほか、ほぼ全ての鉄鋼製品を10年以内に撤廃することなどが柱。両国の貿易総額は年間3兆円規模で、日本がこれまでに締結したFTAで最大規模となる。


【日本・マレーシア経済連携協定の概要】
▽鉱工業品
◎協定の発効から10年以内に実質上全ての品目について関税撤廃。
◎マレーシアによる自動車・自動車部品関税の撤廃
1.現地組み立て車(CKD)用部品 即時撤廃。
2.現地組み立て車(CKD)用部品以外の自動車部品 2008年に0〜5%まで引き下げ、2010年までに撤廃
3.2000cc超3000cc以下の乗用車、3000cc超の多目的車、20トン超のトラック、バス 2010年までに段階的に撤廃
4.3000cc超の乗用車 2008年に0〜5%まで引き下げ、2010年までに撤廃
5.上記以外の全ての完成車 2015年までに段階的に撤廃
◎マレーシアの自動車・自動車部品産業の市場拡大を目指し、共同事業を実施
◎鉄鋼製品 
1.マレーシアは、日本から輸入される鉄鋼製品に対して、直接製造に用いられる部分に関し、関税撤廃
2.実質上全ての鉄鋼製品の関税を、10年以内に撤廃
◎日本が輸入する鉱工業品の関税は即時撤廃

▽農産物
◎日本による市場アクセス改善
1.マンゴー、マンゴスチン、ドリアン、パパイヤ、ランブータン、オクラ等:即時関税撤廃
2.バナナ:生鮮バナナに免税枠(1年1000トン)設定
3.合板以外の林産品:即時関税撤廃(合板は再協議)
4.えび、クラゲの関税撤廃
※国家貿易品目(米、小麦、大麦及び指定乳製品)、牛肉、豚肉、でん粉、輸入割当適用の水産品等はセンシティブ品目として対象除外または再協議
◎マレーシア りんご、なし及びかきの即時関税撤廃
《newsclip》