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繁華街地上げ事件、チューウィット氏ら無罪

2006年7月15日(土) 09時08分(タイ時間)
【タイ】バンコク都内のオープンバー街が03年1月深夜、100人以上の作業員と重機により数時間で取り壊され、地主のチューウィット・カモンウィシット前タイ国民党副党首、ヒマライ・ペーウパン陸軍中佐ら130人が器物破損、不法侵入などの罪に問われた裁判で、バンコク南刑事裁判所は13日、周囲が暗く実行犯を特定するのは不可能だったとして、証拠不十分で129人を無罪とする判決を下した。チューウィット氏が所有する会社の弁護士は懲役8カ月の実刑判決を受けた。 

 取り壊されたのは都内スクムビット通りソイ10の通称「スクムビット・スクエア」。当時都内で大型売春施設数カ所を経営していたチューウィット氏がスクムビット・スクエアの土地を取得後、地上げ事件が起きた。チューウィット氏はその後警察への贈賄などを暴露し政治家に転身、売春施設の多くを売却した。ソイ10の土地は現在「チューウィット公園」として一般に開放されている。

【チューウィット・カモンウィシット】61年、都内の中華街生まれ。タマサート大学商学部卒。父親は繊維工場を経営。米国留学後、15年ほど前から風俗店経営を始め、一時は数百人収容の大型施設6館、ホテルなどを展開した。05年の下院総選挙で当選したが、06年1月に選挙規定違反で失職。04年9月に妻への暴行で訴えられている。
《newsclip》