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「政府は騎手、馬主は国家・国王」 枢密院議長が訓示

2006年7月15日(土) 18時35分(タイ時間)
【タイ】「政府は雇われ騎手のようなもの、馬主ではない」。

 プレム枢密院議長(元首相、元陸軍司令官)は14日、ジュラジョームクラーオ士官候補生学校(中部ナコンナヨク県)で士官候補生約1000人に特別講義を行い、軍を馬、政府を騎手、馬主を国家・国王に例え、軍人としての忠誠心は国王に向けられるべきと説いた。講義には与党・愛国党顧問のチャワリット元首相(元陸軍司令官)、スラユット枢密顧問(元陸軍司令官)、ウード元国防省次官、ソンティ陸軍司令官らが随行した。

 講義後、記者団から「現在の政府はいい騎手かどうか」と質問された議長は、「君たちが答えるべき」。タクシン首相の「カリスマ的な人物」発言をどう思うかという質問には、微笑むだけでコメントを避けた。

 首相は6月末、「憲法の外にいるカリスマ的な人物が騒乱を起こそうとしている」と発言、この「人物」がプレム議長を指しているという見方が強まり、波紋を呼んでいる。
《newsclip》