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カルチャーレッスン(各種習いごと)

2006年7月21日(金) 01時57分(タイ時間)
 国旗の3色は何を表わす? 国中に翻る黄色い旗は何? タイ国に関してたいていのことは知っているつもりでも、実は知らないことばかりではないだろうか。タイに来たばかりの人はもちろん、長く住んでいる人も、習うべきことはたくさんある。「タイにいるときはタイのことを学ぶべき」と気張るのではなく、「身近にある歴史・文化に触れてみる」という気軽な気持ちで学んでみたい。楽器の講座や各国料理教室など、タイ関連以外の習い事も、日本より安い受講料・授業料で受けられるのが魅力だ。

日本人向けのさまざまな教室

 タイ王国の国旗の色は、青が国王、白が宗教、赤が国家および国民の団結心を表わす。黄色の旗は国王旗で、黄色は国王が生まれた月曜日の色となっている。本当は知らないことでも、いつも目にしていると慣れてしまってそのままとなってしまうことが、意外と多い。

 在住日本人のために、日本語で教える教室・講座はたくさんある。タイ語、タイ料理・菓子、フルーツカービング、手工芸品、プアンマーライ(ジャスミンの花輪)、ハスの花を使ったブーケ、タイ・マッサージなど、さまざまだ。当校では路線バス、高架鉄道(BTS)、地下鉄(MRT)を乗りこなすための乗り物教室も開いており、いくつかの教室・講座は一定のコースが終わると終了証が渡される。

 在住者にとどまらず、短期旅行者を対象とした「タイ国を知るための移動教室」も企画中だ。王宮や寺院を観光する際、タイの歴史や民俗にちょっとでも触れれば、その後の観光が一辺倒ではない充実したものになるはずだ。「早足で回る日本人に、タイ国のことをもっと知って欲しい」というタイ観光庁(TAT)との協賛も検討中である。

タイでは授業料・受講料が格安

 習い事はタイ関連に限らない。ピアノ、ギターなどの楽器教室があれば、昨今の韓国ブームで韓国料理教室も開かれている。タイ語、英語以外の語学習得も盛んだ。

 ピアノは子供が習う機会が多いし、外国語は次の赴任地を見越して習う駐在員やその家族がいる。「タイの次は中国」という駐在員の転勤が多く、中国語の需要が高い。

 楽器、外国語、料理など、いずれも日本で習うことが出来るが、タイは日本と比較して授業料・受講料が安い。前述の韓国料理教室なども、食材が安い、日本語の堪能な韓国人の先生から本場の料理を教えてもらうことが出来る、などのメリットがある。これらの教室は、例えばロングステイヤーといった退職後タイに住みながら自らの特技を生かしたいという人々の雇用先にもなりうる。

日本を知るためのタイ人向け教室

 日本の民俗やビジネス習慣をタイ人に知ってもらうための講習もある。日系企業や日本人と接する機会が多い仕事場で働くタイ人スタッフが日本の民俗を知り、その上でビジネス習慣を勉強するというプログラムだ。お辞儀の仕方から名刺の交換、仕事に対する考え、職場での振舞い方など、全て日本式で習う。

 タイ人はもともとホスピタリティにあふれ、外国人とのコミュニケーションに長けた民族だが、世界から見ると特殊な環境に育った日本人に関しては、慣れないことが多い。当校では、日系企業、日本人患者が多い病院、日本人宿泊客の多いホテルなどで、さまざまな講習を実施してきた。

 語学も料理も手工芸品も、決して仕事に必要な習いごとではない。生活をしていく上でも、どうしても勉強しなければならないものではない。だが、たとえ2、3年という短い期間でも、タイという国で生活させてもらっている間は、何かしら学んでもみてもいいのではないだろうか。充実した生活を送るための「ゆとり」にもつながる。日タイ友好のために、国と国の掛け橋になるべく、などと気張らず、好きなことを好きなときに習うことが理想的だ。

スミタ・カルチャー・センター(Sumita Culture Center)
2001年設立。日本人を対象にタイ国の歴史・文化を分かりやすく教える教室・講座を用意。5名以上であれば、ニーズに応じた内容を企画し、講師を斡旋する。日系企業や日本人と接する機会が多い仕事場で働くタイ人のための、日本についての講習も実施。

住所:1521/3 Sukhumvit Road, Prakhanong Nua, Wattana, Bangkok 10110
電話:0-2714-0809〜11 ファックス:0-2714-0811
Eメール:info@sumitaschool.com
ウェブサイト:www.sumitaschool.com
《newsclip》