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ミャンマー問題解決に「時間必要」=ASEAN外相会議声明

2006年7月25日(火) 19時13分(タイ時間)
【マレーシア】東南アジア諸国連合(ASEAN)は25日、クアラルンプールで外相会議を開き、ミャンマーの民主化などを求める共同声明を発表した。

 ミャンマー問題に関しては、「近い将来の平和的な民主化に向けた具体的進展を希望する」としたうえで、「ミャンマーが数多くの複雑な困難に対処するには時間と政治的空間が必要」などと指摘した。

 議長国マレーシアの声明案には、自宅軟禁中の民主化運動指導者、アウン・サン・スー・チーさんの解放を求める文言が入っていたとされるが、最終的には「拘束されている人々の早期解放」を求めるにとどまった。ASEANは内政不干渉を掲げており、ミャンマー問題に対する影響力には限界があることを改めて浮き彫りにした格好だ。

 このほか、朝鮮半島情勢をめぐっては、北朝鮮のミサイル発射に懸念を表明。「朝鮮半島の非核化と6カ国協議の早期再開を希望する」とした。また、域内の安全保障問題を協議するASEAN地域フォーラム(ARF)を北朝鮮問題の解決に役立てることに期待感を示した。

 今回の会議では、共同声明のほかに、6カ国協議再開を求める特別声明も発表された。
《newsclip》