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サンライズ・レジデンス・サラデーン

2006年7月26日(水) 18時10分(タイ時間)
ニュースクリップ57号(2005年3月10日号)掲載

The Sunrise Residence Sladaeng

 タイでの中長期滞在。ホテルもしくはサービスアパートとなる。ホテルはそれなりのファシリティがそろっているので最初は快適だが、そのうちスタッフの事務的な対応に飽きがきて、仕舞いには窮屈ささえ感じる。サービスアパートは、以前は生活感のある部屋で気分的に楽であったが、最近は大型化や外資系の進出で、ホテルとの区別が着かなくなってきた。そんな中にも、瀟洒(しょうしゃ)で暖かい雰囲気のサービスアパートがある。

 日系企業が多く入居するウーチューリアン・ビル(ラマ4世通り)の裏手、バンコク一のカフェと評価する人もいるジムトンプソン・サラデーン・カフェのソイを入ったところに、「サンライズ・レジデンス・サラデーン」がある。「バンコクの広尾」と称されるサトン、サラデーン、オフィスと歓楽街の混在するシーロムに挟まれた立地ながら、一つソイを入ると信じられないほど静寂感に包まれた環境だ。

 オーナーは、台湾からの移民のバンオーンさんと、その娘さんやお孫さんたち。太平洋戦争中、旧日本軍の兵士だったご主人と共に初めてバンコクの地を踏み、はや60年。アパート経営は30年余りだ。

 建物はアジアと欧米のデザインが調和したコロニアル洋館。全28ユニットで、全面的に改装したばかり。室内には、ウォルナット仕上げの重厚でモダンな家具類と、女性ならではのセンスが光るパステル調のオブジェ。浴室は広々としていて、白のバスタブとシンプルなタイルのコントラストが、洋館らしさを演出している。

 「サンライズ・レジデンス・サラデーン」は、“騒がしさ”や“うっとおしさ”と無縁、プライベートな時間を保つことが出来る。地下鉄シーロム駅、BTS(高架鉄道)サラデーン駅まで、どちらも徒歩5分とまさに理想的なロケーションだ。

 賃料は月2万バーツ(光熱費別)、日割りなら1200バーツで、非常に手軽。NHKをはじめとする衛星放送が受信できるのは当然、ADSLが使い放題なのも嬉しい。

 バンオーンさんは台湾人と日本人のハーフだけあって、ネイティブな日本語を話す。1男6女のうち、4人が日本に留学しており、誰もが流ちょう。オーナー家族の誰かしらが常駐しているので、滞在中の言葉の心配は皆無だ。

 事務的なホテル暮らしでは精神的に“げっそり感”だけが残る。しかし、「サンライズ・レジデンス・サラデーン」が提供する家庭的な“暖かさは”は、慣れない土地での仕事の疲れ、孤独感に英気を与えてくれると同時に、安らぎへと導いてくれることだろう。



住所:110/1 Soi Sala Daeng 1, Sala Daeng Rd, Silom, Bang Rag, Bangkok 10110
電話:0-2636-2500, 0-2233-4028
Eメール:contact@thesunriseresidence.comウェブサイト:www.thesunriseresidence.com
《newsclip》