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北外相「制裁解除なしに6カ国協議応じず」

2006年7月27日(木) 22時26分(タイ時間)
【マレーシア】北朝鮮の白南淳外相は28日午前、マレーシアのクアラルンプールで東南アジア諸国連合(ASEAN)地域フォーラム(ARF)の関連会合に出席し、核問題をめぐる6カ国協議への復帰問題について、「制裁という“帽子”をかぶったままでは協議に応じられない」と述べ、米国などによる制裁解除が協議復帰の前提条件となるとの立場を強調した。韓国の聯合ニュースが外交筋の話として報じた。

 白外相はまた、日本海へのミサイル発射についても「自衛のために行った通常の軍事訓練」との立場を繰り返した上で、「(ミサイル発射に言及する)声明が採択されれば、(ARFメンバーに)とどまるかどうか再検討しなければならない」と述べ、ARFからの脱退もちらつかせた。

 こうしたなか、同日午後には日米中韓ロ、カナダ、オーストラリア、マレーシア、インドネシア、ニュージーランドによる10カ国会合が米国主導で開かれ、北朝鮮問題への対応策を協議する予定だ。同日夕に発表されるARF議長声明にも、北朝鮮への強硬姿勢が盛り込まれる公算が高い。しかし、北朝鮮が6カ国協議への即時復帰やミサイル発射の凍結に応じる可能性は低く、同国は国際社会で孤立化の度を強めそうだ。
《newsclip》