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北朝鮮に拉致疑惑解明を要求=タイ外相

2006年7月28日(金) 18時57分(タイ時間)
【タイ】クアラルンプールからの報道によると、タイのカンタティ外相は28日夜、東南アジア諸国連合(ASEAN)地域フォーラム(ARF)に合わせ、北朝鮮の白南淳外相と会談し、北朝鮮によるタイ人女性拉致疑惑を解決するため、共同作業グループの設置に応じるよう求めた。

 タイ人女性拉致疑惑とは、拉致被害者である曽我ひとみさんの夫ジェンキンスさんの証言から、タイ・チェンマイ出身のアノチャ・パンジョイさんが1978年5月にマカオで拉致された疑いが浮上したもの。

 タイ政府は北朝鮮に調査を要求していたが、白外相は同日の会談で「該当する人物は見つからなかった」などと回答した模様だ。

 カンタティ外相はARF閣僚会議で「私は“失そう者”問題で日本を支持しており、日本と見解をともにしている。タイにも失そう者が1人おり、北朝鮮に問題解決に向けた協力を求める」などと発言した。

 同外相はまた、「われわれはタイ国籍の女性を拉致被害者ではなく失そう者と位置づけている。北朝鮮は人道主義的な次元から彼女と家族を再会をさせてほしい」と訴えた。
《newsclip》