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#6 バンパコン河(その1:バンパコン河口のプラコッド)

2006年8月12日(土) 08時57分(タイ時間)
バンコクの東に位置するチャチュンサオ県を南北に縦断し、シャム湾の河口に流れ込んでいる大河がバンパコン河です。
バンコクからは南に約50km、バンナー高速を車で走って約20分、チョンブリ県に降りる最終出口が近づいて来ると、眼下に豊富な水を湛え横たわっている大河が見えます。

バンパコンは、チャチュンサオ県が海に面している部分の河口にある、小さい町の名前です。
バンナー高速の最終出口の一つ手前、7番目の出口バンパコンで降りて、直ぐに左に大きく迂回、チャチュンサオへ向かう道路3125号線に乗り、最初の信号を右折すると、そこがバンパコンの町です。

突き当たりを右に行くと、奥に町役場の立っている、セメントで綺麗に整備されたバンパコン河の岸辺に出ます。



ここ辺は川の水と海の水が混じる汽水域で、その日の潮の満ち干きで、河の水位も大きく変動します。此方の岸からは左手側が川の上流、右手が河口の方ですが、川の流れよりも潮の動きの方が大きく、潮が満ちて来る時には、釣り糸は川上の方に流されます。


渡し舟のサラも建っています。




200m以上はある広い川の向こう岸は緑に覆われ、川面には海からの風が吹いて来て、釣竿を出さずとも、のんびり座っているだけで、心安らぐ静けさに包まれます。


子供達が竹で作った掬い網で遊んでいます。



網を沈め4,5分待って、持ち上げるだけですが、水の重みでしなる竹を、静かに持ち上げる時には、傍で見ていても、何が入ってるかと期待します。
小さい河海老が跳ねています。取れた河海老は水を入れたプラスチックの箱に入れていますが、どうするのでしょう。
役場の入り口の通りに、釣り餌用に生きた河海老を1匹1バーツで売っている店がありますが、そこに持って行くのかも知れません。

河海老を付けて投げ釣をしているのは、プラカポン、日本の赤目みたいなタイの魚を狙う人達です。長めの竿を何本も岸の手摺に立掛けて、当りを待っています。
目の前で上るのに出くわす事が無い割に、聞かされるのは何時でも、この前釣った大きいプラカポンの話、これは世界中の釣り師に共通の特徴の様です。

プラカポンは、タイで一番の需要のある高級魚ですが、このバンパコン河のもっと河口の方では、河に四角の囲い網を直接入れた方式で養魚をしています。

ここで釣れるプラコッドです。



頭の骨格が尖った、鯰みたいな魚ですが、海老で釣っても、団子で釣っても、ミミズで釣っても、大抵は、このプラコッドの大きいのや小さいのが、次から次ぎに上って来ます。

河は何時も豊かに水を湛え、水は滋養たっぷりの薄茶色で流れているのですが、水の中は、このプラコッドだけなのでしょうかね。
《newsclip》