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後継首相候補が政界引退? 

2006年8月16日(水) 17時07分(タイ時間)
【タイ】タクシン政権の経済政策を担ってきたソムキッド副首相兼商務相が10月の下院やり直し選挙終了後、政界を引退する公算が強まった。副首相はタクシン首相が首相指名を辞退した場合の後継首相に擬せられていた人物で、与党・愛国党にとって大きな打撃となりそうだ。

 タクシン首相はこの件について16日、「(副首相とは)いつも話し合っている」と述べ、辞任の可能性を確認。政権への影響については、「自分が中心人物で、ほかは全員助手」と強気の姿勢を崩さなかった。

 閣僚では6月末にウィサヌ副首相が辞任したほか、今月15日にピニット保健相が次期政権での入閣固辞を明らかにした。スラナン総理府相、ジャトゥロン教育相らにも辞任のうわさがある。こうした動きの背後には、タクシン首相の権力拡大を危ぐする勢力の働きかけがあるとみられ、首相包囲網はじりじりと狭まっているようだ。
《newsclip》