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「口が滑った」 副首相政界引退発言

2006年8月17日(木) 14時05分(タイ時間)
【タイ】ピニット保健相(愛国党副党首)は17日、ソムキッド副首相兼商務相が政界を引退するだろうと発言したことについて謝罪した。「記者に聞かれて、つい口が滑った」としている。

 保健相は15日、10月の下院やり直し選挙で愛国党が勝利しても入閣を固辞すると表明。その際に、ソムキッド副首相の進退にも言及した。

 ソムキッド副首相は経済政策に手腕をふるい、タクシン首相が首相指名を辞退した場合の後継首相の最有力候補とみられていた。本人は去就を明らかにしていないが、米大学の先輩であるタノン財務相が「(副首相が)新政権に参加しないのは残念」と発言するなど、政界引退は既成事実として受け止められつつあるようだ。

〈ソムキッド・ジャトゥシーピタック〉53年バンコクの中華街ヤワラート通り生まれ。潮州系華人2世で、タイ語にはかなりなまりがある。タマサート大学経済学部卒、国立開発行政研究院(NIDA)で経営学修士(MBA)を得て渡米し、全米トップクラスのノースウエスタン大学経営大学院(ケロッグ校)で経営学博士号を取得。85年に帰国し、NIDA教授、サハパタナピブン・グループ取締役、タイオイル副社長などを歴任した。愛国党では農家の債務返済猶予、農村基金、タイ資産管理公社(TAMC)といった政策を立案し、経済政策の中枢を占める。

ソムキッド副首相兼商務相
《newsclip》