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VIPカード販売会社、台湾人が告訴

2006年8月26日(土) 18時39分(タイ時間)
【タイ】タイ字各紙の報道によると、富裕な外国人向けの特別優遇カード「タイランド・エリート・カード」を発行する国営タイランド・プリビレッジ・カード(TPC)が顧客に訴えられていることが明らかになった。

 訴えを起こしたのはカード販売の窓口となったバンコクの旅行代理店、タイRCトラベルで、1人100万バーツの会員料を支払った台湾人4人にカードが発行されなかったとして、TPCに損害賠償1億400万バーツの支払いを求めている。

 4人が会員料を支払ったのは、台湾でエリートカードの正規代理店だったPATCOの下請け販売店で、TPC側は「会員料が届いてない」としてカードの発行を拒否。また、TPCとPATCOの代理店契約が今年3月に解消されていることから下請け販売店の不祥事には関係がないとして一切の責任を否定した。

 TPCは今後、タイRCの逆告訴を検討するとともに、職員が今回の一件に関与していないかどうか内部調査を実施する方針。また、被害を受けた台湾人4人には会員特典を一時的に適用する用意があるという。

 台湾のエリートカード保有者は全体の22%にあたる352人で、韓国、日本に続く3番目の得意先となっているという。

〈タイランド・エリート・カード〉
観光振興を狙いタクシン首相が考案、03年11月に販売を開始した。1枚2.5万ドルで、ホテル、スパ、ゴルフ場、レストラン、タイ国際航空などが割引・無料になるほか、複数回入国可能な有効期間5年の査証(ビザ)が支給され、バンコク国際空港での入国審査で特別レーンが利用できる。
《newsclip》