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不動産開発会社スパライ社長

2006年9月12日(火) 23時43分(タイ時間)

Mr. Prateep Tangmatitham
President of Supalai Public Co.,Ltd. (SUPALI)


 スパライは創業以来、バンコクを中心にコンドミニアム、一戸建て、別荘など10件、1万戸以上の住宅プロジェクトを手がけた。リバーサイドや高架電車BTS沿線、幹線道路沿いなどに位置し、中流以上の顧客のニーズに適ったデザイン重視の物件ばかりだ。

 今年は8月にバンコク都内ヤンナワー区の「スパライ・グランドタワー」、年末に南部プーケット県の「スパライ・リゾート&スパ」が完工する予定。スパライ・グランドタワーは独創的なだ円形をした33階建てオフィスビルで、リバービューを一望できる。カーテンウォールや高断熱複層ガラスを使用し、ビル全体に省エネ設計を施した。駐車場棟は800台収容可能だ。

 スパライ・リゾート&スパは12.3億バーツを投じてポー湾に建設中のホテルと別荘。中部サラブリ県の「スパライ・パーサック・リゾート&スパ」に続く2件目の「リゾート&スパ」スタイルで、客室数164のホテル、販売価格1800万バーツからのプール付きコテージ35戸、600万バーツからのコンドミニアム30戸からなる。ホテルは3年契約で米ホテルチェーンのベストウェスタンホテルズに経営を委託する。

 年末には都内ノボテル・バンナーに近いシーナカリン通りでコンドミニアムを着工する。販売価格は1戸100万−600万バーツ。

 不動産ビジネスは現在、政治の混乱や原油価格高騰のあおりを受け、思う方向に進みにくくなっている。消費者が不動産購入に慎重になっているからだ。コンドミニアムが続々と建設され価格もピンキリだが、不良物件をつかまされないよう購入の際は業者を見極めることが重要だ。スパライは良質な資材を大量発注し、価格高騰する以前に購入していた土地を使うことで全体のコストをおさえている。また販売価格を先に設定するため、原油高に押されて価格をつり上げることもない。良心的な価格、良質な物件が売りだ。スパライは全国各地に土地を所有しているが、交通の便のよいところのみを選んで開発を行うようにしている。

 私はチュラロンコン大学と米イリノイ大学アーバナ・シャンペーン校で建築学を学んだ。スパライを設立したのは1989年6月。93年11月にタイ証券取引所(SET)に上場、05年の業績は、総売上高35億バーツ、最終利益8.3億バーツだった。

 経済紙が毎年選ぶ企業経営者「今年の顔」になったり、「活躍するチュラ大OB」の1人として表彰されたこともあるが、私生活では2人の息子と1人の娘を持つ父親で、「第14回父の日コンテスト」で「父の鑑」に選ばれたことをいちばんの誇りに思う。
《newsclip》