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南部刑務所の暴動、受刑者の要求飲み収束

2006年9月15日(金) 10時49分(タイ時間)
【タイ】14日、南部ナコンシータマラート県の刑務所で発生した暴動は、バンコクから現場に急行した刑務局長が受刑者の要求のほとんどを受け入れたことで、発生から約8時間後に収束した。

 テレビ報道によると、午前9時ごろ、看守が受刑者に暴力を振るったことをきっかけに、受刑者約400人が暴動を起こし、刑務所を占拠。取り囲んだ警官隊に投石するなどし、にらみ合いが続いた。

 午後4時過ぎにナティー刑務局長が現場に到着し、受刑者側のリーダーである深南部の爆弾テロ犯と拡声器とメモで交渉。暴力を振るったり受刑者の私物を奪う看守5人の異動、待遇改善、暴動参加者を処罰しないといった要求を受け入れ、受刑者側は午後5時に投降した。

 暴動で刑務所の一部施設が焼かれたほか、受刑者1人が他の受刑者から暴行を受け重傷を負った。

 この刑務所には麻薬密売などで有罪となった18−22歳の男性が収容されているという。ただ、深南部テロ犯も服役していることから、イスラム過激派のテロが続く深南部情勢を考慮し、政府が早急な問題解決を図った可能性もありそうだ。
《newsclip》