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地場熱延コイルのGスチール、同業他社と資本・業務提携

2006年9月22日(金) 02時27分(タイ時間)
【タイ】地場熱延コイル・メーカーのGスチールは9月21日、経営再建中の同業、ナコンタイ・ストリップ・ミル(NSM)と業務提携すると発表した。
 GスチールはNSMの転換社債を買い取り株式化し、同社株の約3割を取得する予定。取得コストは総額1.8億ドル。両社の年産能力はNSM150万トン、Gスチール180万トンで、タイのメーカー全社の約半分を占める。
 格付け大手の米ムーディーズは同日、負債の拡大と急成長路線を理由に、Gスチールの格付けをB1からB2に引き下げた。

〈NSM〉電炉のNTSスチール・グループ(現ミレニアム・スチール)などを創業したサワット・ホールンルアン(何国芳)氏が設立。97年の運転開始後すぐに資金不足と故障で操業を停止、04年に稼動を再開したものの、赤字経営が続いている。

〈Gスチール〉旧サイアム・ストリップ・ミル。SSP(泰興鋼管)グループのソムサック・リーサワットラクン(李石成)氏が日本企業と合弁で設立。00年に運転を開始したが、稼働率低迷で01年に会社更生手続きの適用を申請した。その後バンコク銀行(BBL)・ソーポンパニット財閥との縁戚関係やタクシン首相一族とのコネを生かし復活、現在、年産能力を360万トンに拡大する設備増強を進めている。
《newsclip》