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フォース・コーポレーション

2006年9月27日(水) 16時27分(タイ時間)
Mr.Pongchai Amatanon
Managing Director of Forth Corporation Public Co.,Ltd.

 モンクット工科大学ラークラバン校工学部卒業後、1987年に通信・電気機器製造のフォース・コーポレーションを設立した。バンコク郊外ナコンパトム県にある製造工場には設備投資に4億バーツ以上を費やした。販売代理店は全国に100カ所以上を数える。

 社名のForthは「前進」という意味に加え、「For Thai=国内市場に高品質の商品を供給する」という企業としての役割を表現した。

 子会社は電化製品パーツ販売のエレクトロニクス・ソース(ES)と、電子看板や交通信号制御システム機器の製造・販売を行うジーニアス・トラフィックシステム(GTS)がある。また、電子メーター製造のジーニアス・エレクトロニック・メーター社(GEM)や衛星通信車用の通信機器製造を行うフォース・トラッキングシステム社(FTS)にも出資している。

 主な共同事業は以下の通り。
◇子会社GTSと共同でバンコク都の交差点40カ所に交通信号機と管制システムを設置。この信号機には消費電力が少なく寿命が長い発光ダイオード式(LED式)を採用した。
◇ジーニアス・トラフィック&サービス・インターコール社と共同で、南部トラン県およびプーケット県の市街地に交通信号機を設置。
◇KNVGサービス社と共同で、北部ピサヌローク県の交差点7カ所に公共車を優先させる信号システムSCATSを設置。
◇フォース・コンソーシアム社と共同で首都電気公団向けに総合業務ソフト(ERP)、クライアントサーバシステム(CSS)、料金請求システムなどを開発・納入。

 昨年の業績は、売上高16億7900万バーツ・純利益3200万バーツ。今年第1四半期は売上高5億1200万バーツ・純利益2900万バーツ。今年はデジタル加入者線伝送システム(DLC)、液晶ディスプレイ(LCD)、IP-DSLAMなどの事業が好調で、通年で前年比40%増の売上高24億〜25億バーツを見込む。今年の売り上げの中には、TOT (旧電話公社)から受注したDLC交換装置 60台分(総額4億〜5億バーツ)が含まれる。TOTはインターネットに対応するため、総額100億バーツを投じて交換装置の改良を進めており、当社は今年初めてこの大事業の一部を受注した。

 当社は今年8月28〜30日に新規株式公開(IPO)を実施、9月8日からタイ証券取引所(SET)で取引を開始する。通信セクターでSETコードは「FORTH」。株式公開により、アマターノン家の持ち株比率は80%から65%に減少した。TOTと取引がある他、ソニー、ダイキン、ミネベアなど多くの日系企業にエレクトロニクス部品を納入していることで、市場からの信頼を獲得できるとみている。
《newsclip》