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暫定首相の選考終了、スラユット氏が有力か

2006年9月29日(金) 10時27分(タイ時間)
【タイ】クーデターで政権を掌握した「民主改革評議会(CDR)」は28日、暫定首相の選考を終えた。2−3日中にプミポン国王の認証を得、正式発表がある見通し。

 暫定内閣の詳細は明らかになっていないが、タイ字紙プージャッカーンのネット版は29日、国王側近のスラユット枢密顧問官(63)が首相、プリディヤトン・タイ中央銀行総裁が経済担当副首相に就任すると報道した。

 スラユット氏は97年に陸軍司令官、02年から国軍最高司令官を務め、軍の近代化を推進。03年の定年退官後、国王により枢密顧問官に任命された。

 人格、識見ともに優れた職業軍人として高く評価される一方、軍の士官だった父親が50年代にタイ共産党に身を投じ、親子で敵味方に分かれた過去がある。また、国軍最高司令官退官後、東北地方の電気もないような寺で3カ月の出家生活を送った。

〈枢密院〉
国王の諮問機関。国王の命を受け王室の公務を代行するほか、枢密院議長は国王不在の際、一時的な摂政となる。王位継承にも影響力を持つ。顧問官はスラユット氏を含め19人、議長はプレム・ティンスラーノン元首相・元陸軍司令官。
《newsclip》