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スラユット首相、最初の来客は米大使

2006年10月2日(月) 12時07分(タイ時間)
【タイ】スラユット首相は仕事始めの2日、最初の来客であるラルフ・ボイス駐タイ米国大使と会談し、米国重視の姿勢を鮮明にした。タクシン政権で大きく中国寄りに動いたタイの外交は、米国第1という以前の針路に舵(かじ)を切り直すもようだ

 タイ外務省によると、スラユット首相は民政移管の日程、手順を大使に説明。ボイス大使は、「スラユット氏は首相に相応しい人物」と評価し、タイが民主主義に戻ることを信じていると述べた。ボイス大使は3日に帰国し、タイの情勢を米政府に報告する予定。

 米国はタイの軍事クーデターを批判し、タイ軍に対する年間2400万ドル相当の軍事援助を凍結した。両国を中心に毎年タイで行われている多国間合同軍事演習「コブラゴールド」の開催中止も示唆している。

 ただ、対米関係悪化でタイが中国に接近することも予想され、落としどころを探っていた。こうした流れを読んだスラユット首相が就任後最初の会談相手に米国大使を選んだことで、両国関係の修復はスムーズに進みそうだ。
《newsclip》