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「首相に最適任」上機嫌の枢密院議長

2006年10月3日(火) 13時19分(タイ時間)
【タイ】スラユット首相(元陸軍司令官、63)は2日、夫人とともにバンコク都内の枢密院を訪れ、プレム枢密院議長(元首相、元陸軍司令官、86)と昼食をともにした。プレム議長は食後、「スラユット氏は首相として最適任」「お祝いを言って食事をしただけ」などと、記者団の質問に上機嫌で応えた。

 プレム議長は陸軍時代にスラユット首相の直属の上官だったことがあり、スラユット首相の枢密院入りも同議長が国王に推薦したとみられる。また、今回のクーデターを指揮したソンティ陸軍司令官(59)はスラユット首相の元部下で、こうしたことから、プレム議長の影響力は、タクシン政権に比べ格段に強まる見通しだ。

〈プレム・ティンスラーノン〉
1920年8月、南部ソンクラー県の官僚の家に生まれた。職業軍人として教育を受け、第2次大戦終戦時に25歳。78年に陸軍司令官に就任。退官後、80−88年に首相を務めた。この間2度のクーデターを切り抜け、民政移管と経済成長への道筋をつけた。プミポン国王の信頼があつく、88年の首相退任時に枢密顧問官に任命されるとともに、「ラタブルット(国家功労者)」の称号を受けた。98年から枢密院議長。
《newsclip》