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エリートカード社長が辞任、政権転覆で暗雲?

2006年10月6日(金) 12時55分(タイ時間)
【タイ】富裕な外国人向けの特別優遇カード「タイランド・エリート・カード」を発行する国営タイランド・プリビレッジ・カード(TPC)のチョークシリ社長が4日、辞任した。

 エリートカードはタクシン前首相が発案したプロジェクトで、チョークシリ氏は前首相がオーナーだったタイ携帯電話サービス最大手アドバンスド・インフォ・サービス(AIS)から出向し、TPCの社長を務めていた。こうした事情から、クーデターによる政権転覆で居心地が悪くなったとみられている。

 TPC自体の先行きも、政変で不透明になっている。同社は今年に入り、値下げ戦略で会員数拡大を目指したが、会員申し込みをしていた中国人約100人がクーデターで加入を見送るなど、影響が広がっている。

〈タイランド・エリート・カード〉
03年11月に販売を開始。1枚2.5万ドルで、ホテル、スパ、ゴルフ場、レストラン、タイ国際航空などが割引・無料になるほか、複数回入国可能な有効期間5年の査証(ビザ)が支給され、新バンコク国際空港での入国審査で特別レーンが利用できる。会員数は6月末で1587人で、韓国人524人、日本223人、台湾221人。
《newsclip》