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「全員あわせると1600歳」 新内閣は引退官僚中心

2006年10月9日(月) 23時51分(タイ時間)
【タイ】9日正式に発足したスラユット内閣は、引退した官僚、学者が中心で、前政権に比べ高齢者が多い。スラユット首相自身も「全員あわせると1600歳」と冗談をいうほどだ。総勢26人と人数はタクシン内閣に比べ10人ほど少ない。

 地元メディアには「新鮮味に欠ける」といった辛口の意見もみられるが、1年という短い期間で結果を出すため、それぞれの職務に精通したプロを選抜したもようだ。

 経済政策を取り仕切るプリディヤトン副首相兼財務相はタイ中央銀行総裁、コーシット副首相兼工業相はバンコク銀行経営執行委員長からリリーフとして登板。エネルギー相のピヤサワット氏はエネルギー政策のエースが復活登板といったところ。

 外交、通商面では、実力派の商務省次官といわれたクリークライ氏が商務相、タイ米自由貿易協定(FTA)交渉の責任者だったニット元駐米大使が外相と、米国を中心に国際関係を重視する姿勢がみえる。クリークライ氏は前政権で次官を解任され裁判を起こし、ニット氏はFTA交渉の混乱で今年1月に外務省を辞職していた。
《newsclip》