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予備校大手ワンナソーン・ビジネス

2006年10月10日(火) 02時17分(タイ時間)
Mr. Anusorn Sivakul
Wonnasorn Business Co.,Ltd.

 まだ私が一教師だった20年前、学生が希望する補習を受けられる塾を開きたいと思っていた。1986年から、やはり教職に就いていた妻と家庭教師を兼ねながら資金を作り、1989年、最初の塾をサパーン・クワーイに開校した。資金は100万バーツほどで建物の購入資金には足りず、クルンタイ銀行から180万バーツの融資を受けた。当時、公務員だった私の給料では返済の保証ができないと、ほかのどこの銀行からも断られていたので、今もクルンタイ銀行には恩義を感じ、取引を続けている。

 バンコク都内サムセン学校で副理事を務めたのを最後に、教師生活に終止符を打った。2000年から塾経営に専念することにしたからだ。ワンナソーン・スクールは現在全国に14校あり、年末には南部ナコンシータマラート校、東北部ウボンラチャタニ校、北部ナコンサワン校の3校がオープンする予定だ。都内サイアムスクエア校以外は全て持ちビルで、1校につき諸経費込みで2000万バーツを投じている。

 来年早々にオープンするのが、高架電車BTS・パヤタイ駅前に建設中の「ワンナソーン・ビル」だ。完工予定は2007年12月。今年初めの競売で、3700平方メートルの土地を2億5600万バーツで落札、投資総額は8億5000万バーツにのぼる。このビルは17階建てで、3フロアにワンナソーン系列の塾や予備校が入り、11フロアに他系列の塾や語学学校、本屋、図書室などが入る。教育関係のテナントが中心で、学生達の知識習得の場になる予定だ。

 ワンナソーンは大学入試に向けた科学を中心に講義を行っている。全体で年間2万−3万人の学生が授業を受けている。有名予備校や塾は国内にいくつもあるが、学生の希望に適っている点では、ワンナソーンにライバルはいないと自負している。

 補習校の存在意義については、学生次第だと思っている。「有名大学」や「有名予備校」などブランドや知名度に弱い保護者でなければ、わざわざ別に授業料を払う必要はないだろう。学校の授業に真剣に取り組んで消化できていればそれで充分なはずだ。補習の必要を感じれば必要なだけ受けられるよう、ワンナソーンは短期コースを設けているが、ほとんどの学生が継続して通っているようだ。

Wonnasorn Business Co.,Ltd.(最寄り駅: BTSサパーン・クワーイ駅)
Tel: 0-2279 -3069
E-mail : anusorn@chem-ou.com
《newsclip》