RSS

オートラベラー需要

2006年10月10日(火) 02時36分(タイ時間)
 オートラベラー(自動ラベル貼り付け機)の需要が伸びている。「機械を購入するより人を多く雇って手で貼り付けた方が安い」という時代が続いていたが、タイも確実に人件費が上昇。日系・欧米系を中心に、人の手から機械に切り替える企業が増えてきた。中国やベトナムと比較すると、労働力が安いというイメージが薄れてきたタイ。製造業界では今後、あらゆる場面でさらなる自動化が進むものと見られている。

 商品シールなど印刷済みのラベルを自動で貼り付けるのが、オートラベラーだ。省力化、省時間化のため、日本をはじめとする人件費の高い国では広く普及しているが、タイは人件費が安いことから、これまでほとんど使われてこなかった。

 それがこの数年、まだまだ少数派ながらも、オートラベラーを導入する企業が見られるようになってきた。いち早く導入しているのは、合理化の考えが進んでいる日系・欧米系のメーカーだ。
弊社がタイでオートラベラーを売り出したのは3年前、やはり日系のお客様からのお引き合いによるものだった。タイでは生産できないため、全て日本からの輸入となる。「タイで売れるのか?」 最初は弊社自身が半信半疑だったが、年数台と少ないながらも、この3年で確実に受注できるようになった。オートラベラーを製造するメーカーは世界でも5−6社。そのほとんどのメーカーがタイに進出しているところを見ると、弊社が把握している以上に市場は大きいかも知れない。

 タイでこれまで普及しなかった理由は、価格にもある。特にネックとなっていたのは、本体そのものより架台の製作だ。架台はお客様の生産ラインの大きさに合わせて、幅・高さを調整しなければならない。いわば特注となるわけだが、これを日本で製作すると、本体より値が張ってしまうという問題があった。

 弊社の場合、タイ地場メーカーに発注、高品質ながらも日本と比較して格安の架台の確保、価格の引き下げに成功した。オートラベラー自体は免税対象なので、日本での販売価格に送料を加えた程度の価格で販売している。

 経済的な機種で18万バーツから。日本では、ローラーでラベルを貼り付ける「ローラー式」、圧縮した空気を利用して貼り付ける「エアージェット式」などさまざまなタイプがあるが、タイでは技術的な理由から、ローラータイプのみの販売だ。

 オートラベラー導入のメリットは、人件費をはじめとするコスト削減と商品の正確な位置にラベルを貼ることにある。例えばラベル貼り付けを従業員15人に任せているとして、交代勤務で3倍の45人。これをオートラベラー導入で5人削減したとすると、実際には15人の削減となる。さらには、人間5人に対し、機械1台分の1メートル四方と、かなりの省スペース化も可能だ。欧米系メーカーの大型なオートラベラーと比較して、弊社製は小型が売りだ。また、人間の手によるラベル貼り位置の間違いや、上下逆さまなどの防止にもつながる。

 タイの製造業界でも今後、合理的な自動化が進んでいくものと思われる。弊社は年20−30台販売の早期達成を目指す。

住所:292/1 Moo 1 Theparak Rd., Tumbol Theparak, Amphur Muang, Samutprakarn 10270
電話:0-2736-4460 ファクス:0-2736-4461
ウェブサイト:www.satoworldwide.com
《newsclip》