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同僚議員にパンチ、元警察長官に無罪

2006年10月13日(金) 11時36分(タイ時間)
【タイ】上院会議中に同僚の上院議員を殴ったとして訴えられていたプラティン元上院議員(元警察長官)に対する判決公判が12日、バンコク・ドゥシット区裁判所で開かれ、裁判所は正当防衛を認め、無罪を言い渡した。

 04年11月、深南部住民の大量死事件に関する議員報告の打ち切りを求めたアドゥン上院議員(当時)に対し、プラティン氏が「(ミャンマーの麻薬王)クンサーとつながっているような人間は逮捕されるべき」などと「口撃」。アドゥン氏は麻薬の生産拠点であるミャンマー・シャン州と国境を接するメーホンソン県選出のためか、「クズ野郎!」と吐き捨て、プラティン氏に詰め寄った。学生時代にボクシングで鳴らしたというプラティン氏は、当時69歳という年齢を感じさせない素早いワンツーをアドゥン氏の顔面に見舞い、出血させた。

 プラティン氏は裁判で、「大柄で若いアドゥン氏が迫ってきたので身の危険を感じた」と主張。反タクシン前首相派の有力議員だっただけに旗色が悪いと見られたが、クーデターで前首相派は一掃、自身も無罪になり、パンチを含め三重の勝利となった。
《newsclip》