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エリートカード存続へ、前首相の肝いりプロジェクト

2006年10月19日(木) 14時24分(タイ時間)
【タイ】暫定政府は、富裕な外国人向けの特別優遇カード「タイランド・エリート・カード」事業を存続させる方針だ。すでに会員が1700人に達し、廃止の場合、最低17億バーツの返済が必要。裁判ざたも予想され、現状維持が適当と判断した。

 エリートカードはタクシン前首相が発案したプロジェクト。1枚2.5万ドルで、ホテル、スパ、ゴルフ場、レストラン、タイ国際航空などが割引・無料になるほか、複数回入国可能な有効期間5年の査証(ビザ)が支給され、新バンコク国際空港での入国審査で特別レーンが利用できる。

 同事業の運営会社、国営タイランド・プリビレッジ・カード(TPC)のチョークシリ社長は10月4日に辞任している。同氏は、前首相がオーナーだったタイ携帯電話サービス最大手AISからTPCに出向した形だったため、クーデターによる政権転覆で居心地が悪くなったとようだ。

〈タイランド・エリート・カード〉
会員数は6月末で1587人で、韓国人524人、日本223人、台湾221人。1−9月の利益は1.8億バーツ。
《newsclip》