RSS

IT実業家、「ウルトラマン」のチャイヨーに出資

2006年10月26日(木) 00時34分(タイ時間)
【タイ】投資会社のドラゴン・ワンは25日、「ウルトラマン」シリーズの「ウルトラマン」から「ウルトラマンタロウ」までの日本以外での利用権を持つタイのチャイヨー・プロダクションの株式30%を取得すると発表した。チャイヨー株の53%を持つピーラシット・セーンドゥアンチャーイ氏と合意した。

 チャイヨーは中国企業などと共同で「ウルトラマン」の新シリーズを製作中。同事業の成功とドラゴン・ワンの出資をてこに、近い将来のタイ証券取引所(SET)上場を目指す。

 ドラゴン・ワン(旧社名ダイアナ)はSET上場企業。もともと南部ハジャイで百貨店を経営していたが、慢性赤字の末、今年4月、IT関連の実業家ジャレラット・ピンクラーサイ氏に4000万バーツで買収された。ジャレラット氏は同社の資産と負債を売却し、投資会社として再生する方針を打ち出している。

〈チャイヨー・プロダクション〉
創業者のソムポート・セーンドゥアンチャーイ氏は1960年代に日本に留学し、円谷プロの創業者である故円谷英二氏、息子の故円谷皐氏らと親交があった。同氏はウルトラマンのデザインは、アユタヤ時代の仏像を基に自分が考え出したもので、76年に当時円谷プロの社長だった皐氏と利用権を認めた契約書を交わしたと主張、円谷プロはこれを無効として争ったが、日本での1審、2審でチャイヨーが勝訴、05年に最高裁が円谷の上告を棄却した。
《newsclip》