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前首相の子供に巨額課税、シン株売却で国税局

2006年11月8日(水) 04時36分(タイ時間)
【タイ】シロート国税局長は7日、タクシン前首相一族によるタイ通信最大手シンの売却で、前首相の長男のパーントーンテーさんと長女のピントーンターさんに個人所得税の支払いを求める方針を明らかにした。税率は37%で、納税額は約60億バーツに上る見込み。

 国税局はこれまで、この取引をタイ証券取引所(SET)を通じた個人取引とみなし非課税としていた。シロート局長は今になって課税に転じる理由を明らかにしていない。

 クーデターで廃止された97年憲法には、携帯電話など政府の事業権絡みの事業を所有する個人が閣僚になることを禁ずる規定があり、タクシン前首相はこれに抵触しないよう、2001年の総選挙前に、自分と妻が保有するシン株を息子、娘、妹、義兄らの名義に書き換えた。息子らが名目上の所有者となったシン株(発行株式の49.6%)は今年1月23日、シンガポール政府系投資会社テマセク・ホールディングスなどに733億バーツで売却された。
《newsclip》