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MITSUBISHI ELECTRIC AUTOMATION (THAILAND)

2006年11月9日(木) 14時40分(タイ時間)
——御社概要について

 三菱電機、現地資本の連ファミリー、Thai-Mitsubishi Investment Co.,Ltd.(三菱銀行系投資会社)(当時)、三菱商事などの出資で1975年に設立した、Oriental Electric Industry Co.,Ltd.が前身で、タイで30年以上の実績を誇ります。当初は、産業用モーター、WHM(積算電力量計)など三菱電機との技術提携品からスタートし、続いて指月電機との技術提携により電力用・機器用キャパシタを製造販売。その後、EDM(放電加工機)や現在は別会社に移管した自動車部品などと、取り扱い製品を拡充。ポンプ、金型、アルミダイカストなど、独自技術による製造販売にも乗り出しました。その間、三菱電機は出資比率を高めて2004年に過半数を取得、現在に至っています。従業員数は人材派遣数を入れて1900人、うち日本人は20人です。

——グループ内での御社の位置付けは?

 三菱電機のFAシステム事業本部に属しています。同部はファクトリーオートメーション制御機器の製造販売を担当、世界各地に製造拠点6カ所、開発拠点5カ所、営業サービス拠点91カ所を構えています。弊社は東南アジアにおける製造・営業サービス拠点であり、さらにベトナム製造拠点を子会社として傘下に組み入れています。同部ではブランドイメージを高めるため、海外拠点の名称を「Mitsubishi Electric Automation + 国名・地域名」に統一しており、当社も昨年4月に社名を変更しました。

——FA制御・産業メカトロニクス製品の取り扱いについて

 一般には三菱電機の商品名「シーケンサ」で知られるPLC(プログラマブルロジックコントローラ)、ACサーボやインバータ、HMI(タッチパネル)、EDM、レーザー加工機、などの、およそFA制御・産業メカトロニクス機器と呼ばれる製品のほとんど全てを取り扱っています。FAシステム事業本部としての全世界でのシェアは、03年推定でEDMが27%、PLCが17%、インバータが15%などです。ACサーボは12%ですが、近年最も伸びが高い製品です。

——サービス・サポートでの取り組みは?

 圧倒的な高品質、タイムリーな納品、低コストを追求、自社拠点の強化と販売代理店との連携によるネットワークの拡充などを、FAシステム事業本部のキーファクターとしています。特に、製造業のグローバル化でさまざまなメーカーがさまざまな国で活躍されている昨今、よりお客様に密着したサービス・サポートをご提供すべく、世界各地に「FAセンター」というサービスセンターを設置。タイでの顧客サービスはこれまでシンガポールのアセアンFAセンターが担当してきましたが、2006年1月、タイFAセンターを当社に開設いたしました。

——FAセンターの業務内容は?

 タイで使用されている三菱電機のFA制御機器全てに関する、使用方法のご説明、技術的な問題のご相談に対するお応え、使用トレーニングやエンジニア育成のお手伝い、現場への技術者派遣、修理や保守などを業務としております。三菱電機製品を日本国内支社・製作所でお求めになられたお客様、これまでシンガポールのFAセンターを通してサービスを受けられていたお客様も、今後は弊社FAセンターにご連絡いただくだけで、日本と同じサービス・サポートをお受けになられます。

——FAセンターを運営していく上での課題は?

 個々の製品に対してタイ語マニュアルを用意し、トレーニングを実施していますが、取り扱い製品が多いため、今後さらにバリエーションを広げていかなければなりません。万全な対応を目指すには、日本のバックアップ、国内の販売代理店とのより密接な提携が必要不可欠となってくるでしょう。また、弊社が把握している以上に、三菱電機製品をご利用いただいているお客様がいらっしゃると思われます。そのようなお客様に対しての迅速なサービス・サポートが課題となってくると思われます。

——タイの製造業界をどう見ますか?

 東南アジア諸国連合(ASEAN)自由貿易地域(AFTA)による地域内の経済的融合が進む中、特にタイは自動車メーカーの一大製造拠点として急激な成長を続けています。2010年には年間200万台という自動車生産台数の目標が政府によって提示されており、FA製品のさらなる需要拡大が見込まれます。自動車関連メーカーをはじめとする大口顧客様に対するアプローチも、弊社の重要なキーファクターとなっています。

——今後の戦略としては?

 FAシステム事業部としての最終的な目標は世界一ですが、そのためには成長市場であるアジアの制覇が条件となります。まずは、日本、中国、台湾、韓国、そしてタイといった市場の攻略です。同部の製造拠点は6拠点とご説明しましたが、日本国内3カ所、中国・大連、弊社のタイ、弊社子会社のベトナムと、全てアジアに置かれています。タイ現法である弊社の目標は、タイでナンバー1のFA制御機器サプライヤーです。

——売り上げは?

 弊社の売り上げの多くを占めるのが、産業を下支えするモーター類です。2006年予測で、国内29%、海外輸出11%と、40%を占めます。ほか、WHM13%、EDM・レーザー加工機13%、ダイカスト12%などとなっています。FA制御機器は、自動車産業の伸びに比例して、急激な伸びを示しています。2006年度として全体では、約35億バーツ強を見込んでいます。

——ありがとうございました

住所:Bang-Chan Industrial Estate No.111 Soi Serithai 54 T.Kannayao, A.Kannayao, Bangkok 10230
電話:0-2517-1326, 0-2919-9873 ファクス:0-2517-1328
ウェブサイト:www.meath-co.com



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《newsclip》